オンライン登山 金峰山編 

 

稜線から金峰山を望む先日、奥秩父の盟主こと、
金峰山(2599m)に登ってきました。

自分のペースで大自然を切り撮りたいので、
山は1人で登る事が多いですが、
大自然の雄大さや感動を1人占めするのは
もったいないので、記事を通して読者の方と
登山を追体験出来たら面白いのでは?

っと考え、オンライン登山をやろうと思います。

 

山に登る人も登らない人(登れない人)も、
一緒に登山を追体験し、感動を共有出来たらと
思います。

では、オンライン登山のはじまりはじまり。。。

 

 

岩と木

2/11 21:48
山梨県側の登山口 瑞牆山荘前の駐車場に到着

中央道の須玉ICから北に上がり、ダムの分岐を
左に曲がり、北側のみずがき山ヘルシーランド
方面から瑞牆山荘前に向かいました。

ダムの分岐を右に曲がった増富温泉側から
行った方が早そうでしたが、凍結でよく
通行止めになるらしいので、北側のみずがき山
ヘルシーランド方面から向かうのが
無難だと思います。

 

スタッドレスを履いていたとはいえ、
途中から車道が真っ白になり、登れるか
心配でしたが、難なく登れました。

到着時、すでに駐車場には10台ほどの車が
駐まっていました。

車中泊をして翌朝から登るのか?

はたまた、テントを担いで縦走しているのか?
分かりませんが、台数のわりには、人気が全く
感じられない静寂に包まれています。

 

星空や月がきれいで、
風もない穏やかな山の夜です。

翌朝の快晴を確信し、気分よく未明まで
仮眠を取ろうと思ったのも束の間、
ここでアクシデント発生!

 

寝袋を忘れました。。。

 

致命的なミスです。車の中とはいえ、
氷点下の山の中で、寝袋なしで仮眠など
寒くて出来ません!

持ってきた衣類を全て着込み、
エビのように丸まって横になってみましたが、
寒くて寝れません。

とほほ(-。-;)

 

しょうがないので、駐車場を後にして、
ふもとのチョット拓けた人気のない道まで降り、
罪悪感を感じながらアイドリングをかけ、
ヌクヌク仮眠を取りました。

あまりのヌクヌク具合に気持ち良過ぎて、
出発予定時刻を1時間もオーバーして
しまいましたwww

予定では、日の出の時間に山頂、
もしくは稜線に出て、朝焼けに照らされた富士、
南アルプス、八ヶ岳の絶景を撮るつもり
でしたが、やむなく予定変更。

 

途中の絶景ポイント 大日岩か砂払ノ頭
日の出を迎えるプランに変更。

秒速で身支度を整え、3:38駐車場を出発

登山出発

風もなく、穏やかなコンディションで
登山スタート!
暗闇の中、雪道を歩くが怖さはない。

月明かりのおかげで、安心して登れます。

 

6時すぎに大日岩に着くと、パッと視界が拓け、
いい感じで八ヶ岳と南アルプスが見えたので、
ここで朝焼けに照らされた山々を撮る事に決め、
日の出までしばらく休憩。

30分ほど休憩していると、
日の出の時間がやってきました。

 

まずは、動画から。。
うっすらと朝焼けした南アルプスと八ヶ岳に
陽が差し、まだ陽が差していない影とのコントラストが印象的です。

 

 

 

朝焼けの八ヶ岳

朝焼けに照らされた南八ヶ岳連峰と月
夜と朝が混同した1日の始まりを感じさせる。

 

 

 

朝焼けの南あるぷす

朝焼けに照らされる南アルプス
真ん中左にある白くて丸っこい山が、
日本第二の高峰 北岳(3193m)

 

 

八ヶ岳、南アルプス、月

月と南アルプス、八ヶ岳連峰
3者がハッキリ収まりました。

 

やっぱり山は、朝が一番キレイで神秘的だ。
せっかく山に登るなら、空気が澄んだ朝の山を
五感で感じないとね。

陽が登って昼になるにつれて、
雲が出て風も強くなるのが、山の天気の定番。

 

思えば、ネパールのヒマラヤもそうでした。

なので、山に登る時は、日の出のタイミングには
絶景ポイントに着いて(もしくは山で1泊)、
神秘的な光景や大自然の雄大さを楽しみ、
午前中の空気が澄んだ時間に、登りの行程を
終えて下山するのが、山の醍醐味を味わえ、
時間的にもゆとりがあるので、オススメの
プランニングです。

 

大日岩は、岩が積み重なり塔みたいになっていて、
スケール感があるチョットしたピークになって
いたので、童心に帰って、キャッキャ言いながら
大日岩に登ってみました^^

ただ、この時すでにアイゼンを装着していたので、
岩肌は登りにくく、ピークまであと少し
という所で、なくなく登るのを断念。

※アイゼンとは。。
雪や氷の上を歩く際に、滑り止めとして
靴底に装置する、とがった爪が付いた登山用具

タイヤに付けるチェーンみたいなものですね。

 

 

大日岩から望む山頂

大日岩から金峰山の山頂が見えます。
黒い雪だるまみたいな岩が、山頂のシンボル
五丈岩です。

ちょうど、朝陽が金峰山の上から
差してきました。

 

 

瑞牆山

すっかり明るくなり、山がハッキリ見えてきました。
右に見える 岩がニョキニョキ立っている山が
瑞牆山(2230m)です。

 

 

ロケット砲と八ヶ岳

岩がロケット砲みたいで、八ヶ岳に向けて
照準を合わせているかのようです。

 

 

大日岩から見る南あるぷす

さっきまで赤かった南アルプスも、
澄んだ空気の下、白い雪が青空とよく映えます。

 

大日岩からの眺望があまりにも素晴らしかった
ので、ひたすら写真や動画を撮ったり、
ボッーと眺めていました。

気がつけば1時間半近く大日岩に滞在。。。

 

 

樹林帯

大日岩の眺望を楽しんだ後は、
再び長い樹林帯を登っていきます。

深い森の中、急勾配を上るのは
なかなかツライ。。。

 

 

樹林帯に差し込む光

そんなうっそうと茂る深い森の隙間から
パッと光が差し込むと、テンションが
上がります^_^

 

 

木々の間から見える八ヶ岳

木々の間から八ヶ岳連峰もハッキリ見えます。
真ん中の一番高い山が赤岳、左に権現岳、
編笠山、赤岳の右は横岳、硫黄岳。

 

コツコツ歩いていると、突然、樹林帯が終わり、
パッと視界が拓けました。

砂払ノ頭と呼ばれる絶景スポットです。

森林限界なので、ここから上は木がなく、
稜線に出ます。

稜線に出ると、八ヶ岳、南アルプス、
富士、そして山頂がはっきり見えます。

 

稜線から見た八ヶ岳

 

 

 

稜線から見た富士

 

 

稜線から見た北岳

上に上がれば上がるほど、同じ山々でも見え方が
変わってきますね。

 

 

稜線から金峰山を望む

森林限界を越えているので、
荒々しい岩陵がむき出しになってきました。

 

 

荒々しい岩

 

 

 

岩場から南ある、八ヶ岳を望む

 

 

 

切り立つ岩から八ヶ岳、南アルプス

右が八ヶ岳連峰、左が南アルプス

 

時折、凄まじい突風が吹き付けてきます。
これぞ、山の醍醐味^_^

なんか神の領域にやってきた気分で、
テンション上がるぅー⤴︎

 

写真を撮る時、シャッターを切る為に
どうしても指を出すんですが、その瞬間、
寒さで指が切れそうなくらい痛かったです。

予報では、山頂付近の温度は-17度

冷凍庫の中に入っているようなものです。
水を飲もうとしたら、完全に凍っています。

 

凍る水

 

 

 

岩の間から覗く富士

岩と岩の間から富士も見えます。
金峰山からしか見えない光景

 

 

山頂近くから見た八ヶ岳

八ヶ岳連峰も、上に上がれば上がるほど、
ジオラマみたいに周辺の山々もハッキリ見えますね。

 

 

小川山

こちらは小川山(2418m)

 

 

切り立つ

稜線から落ちると、奈落の底に突き落とされて
しまうので、浮かれずに一歩一歩しっかり
踏みしめながら前に進んでいきます!

 

そうこうしてる間に、徐々に山頂が近づいてきました。

山頂まであと少し2

 

 

山頂まであと少し4

 

 

山頂まであと少し3

山頂まであと少し!
山頂のシンボル 五丈岩がドンドン
大きくなってきました。

迫力ありますねぇ~

 

 

10:38山頂着(正確には山頂手前の五丈岩)

五丈岩

金峰山山頂のシンボル五丈岩

大日岩から見ると、小さい雪だるまに見えた岩も、
近くで見ると迫力あります。

 

それにしてもこの五丈岩は、
自然の産物なんだろうか?

石の積み上がり方、形状から、
人工的に積み上げられたとしか思えない。

金峰山は、平安時代から多くの修験者が登り、
山岳信仰の対象として崇められた山らしいので、
御神体的に設置した可能性は十分ありますね。

天然か?人工的か?定かではありませんが、
いずれにしても太古のロマンを感じます。

 

ただ一つ残念なのが、登った人が書いたと
みられる落書きが沢山あった事。。。

『俺は五丈岩に登ったぞ!』っという
アピールをしたくて、自分の名前を彫ったと
思われます。

ネットで、45年前の五丈岩の写真を見た事
あるんですが、当時の落書きがいまだに
残っているのです。

45年前の五丈岩は、黒板にチョークで
メチャメチャに落書きされたかのような
酷い様子でしたが、その残骸が
21世紀の今も残っています。

自然も傷つくし、見た人も不快な思いをするし、
金峰山の負の遺産ですね。

こういうのを見ると、反面教師的に思えてきて、
もっと自然を尊ぼう!
っと、身が引き締まります。

 

 

さて、気分を変えて、金峰山山頂から
見た写真や動画を載せたいと思います。

 

 

山頂から見る富士

金峰山山頂から見た富士

 

 

山頂

金峰山山頂から見た八ヶ岳連峰

 

 

山頂から見る南あるぷす

南アルプスをバックにした五丈岩

昼に近づくにつれ、雲が出てきました。
でも、雲がある事で絵になるシチュエーションも
生まれます。

 

山頂には45分ほど滞在しましたが、
昼近くになると、雲も多くなり、
風も出てきたので、名残惜しいですが、
そろそろ下山する事にします。

 

 

数々のピークを乗り越えて

小ちゃなピークをいくつも乗り越えて、
山頂まで登ってきたんだなぁ~というのが、
この写真からよ~く分かります。

上り下りありますが、一歩一歩歩き進める事で、
確実に見える世界が変わっていく。。

なんか人生に通じますね。

 

 

案内版が埋もれている

案内版がズッポリ埋まっています。

 

 

雪重

 

 

岩がゴロゴロ

岩がゴロゴロしてますねぇ~

 

 

下山

 

 

 

テント

雪山でもテントを張る人は沢山います。
冬のテントならではの楽しみがあるんだろうけど、
自分はヌクヌクと山小屋で過ごす派ですww

 

 

 

岩木

金峰山は岩が多いので、この写真のように、
岩が木に激突した跡をよく見かける。

これだけ重量感のある岩が直撃したのに、
この木はよく持ちこたえてますね。

ちなみに別の木は岩と同化しています。
自然のたくましさを感じます。

岩木2

 

 

 

 

富士見小屋

帰りは腹が減り過ぎて、
フラフラしながら下山。。。

もっと行動食を持ってくればよかったと後悔。。。

山小屋で食事でもしようかと思いきや、
スタッフが荷揚げで里に降りてるみたいで、
営業していませんでした。

ちなみに、登山口の瑞牆山荘も休業していました。
昼飯のあてにしていたのに残念。。。

 

事前に確認しておかないといけませんね。

 

14:34 駐車場到着
今回も無事に山を降りられて
良かった良かった\(^o^)/♪

自分が知らないところで、
いろんな人や自然のおかげで、
登山を無事に終えられた事に感謝しよう。

という事で、今回は金峰山登山の様子を
オンラインで再現し、読者の皆さんと
バーチャルで登山体験を共有してみましたが、
いかがだったでしょうか?

 

今後も山に登った時は、オンライン上で
登山行程を再現し、読者の方と登山の追体験を
共有出来ればと思います。

その追体験によって、山に登る人、
登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらえたら、
お互い楽しいと思います^_^

 

今回の記事を読んで、山について知りたい事、
今後のオンライン登山に期待する事など、
小さな事でも構わないので、ご意見いただけると
嬉しいです😊

 

最後にコースタイムも載せておきます。
(休憩、撮影時間込み)

ただでさえ歩くのが遅いのに、
撮影にかなりの時間を費やしているので、
ゆったり目のコースタイムです。

ゆったり派には参考になるかな?

 

3:38 瑞牆山荘前駐車場出発
↓↓↓
4:35富士見平小屋着
↓↓↓
6:11大日岩着
↓↓↓
9:09砂払ノ頭着
↓↓↓
10:38山頂着
↓↓↓
11:23山頂発
↓↓↓
11:46砂払ノ頭着
↓↓↓
13:51富士見平小屋着
↓↓↓
14:34瑞牆山荘前駐車場

 

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