昭和レトロ遺産 小向マーケット編

 

小向マーケットトップページ先日訪れた、古き良き昭和の雰囲気が色濃く残る
「昭和レトロ遺産」こと、川崎の小向マーケットの
写真をまとめました。

寺社仏閣、景勝地などは保護されますが、こういった
民間の建築物は、時代の流れによって確実に
消えていきます。

老朽化著しいこの光景は、もしかして1年後には
消えてしまうかもしれません。

昭和の地域コミュニティを象徴するレトロ遺産を
後世に伝えたい!との想いから、夢中でシャッターを
切りました。

写真を撮りながら、地域の原点を思い返してみました。

記事の後半では、竹内が考える地域について、
少し語っています。

 

まずは「小向マーケット」がどんな場所なのか?
写真と文章で見てみましょう!

小向マーケットとは。。
1953年に創設された川崎市幸区小向町に存在する、
昭和なレトロ感が色濃く残るバラック風市場

JR川崎駅からバスで10分。
東急バス「小向停留所」下車

バス停の前にあるスーパーを越えると、
そこに小向マーケットがあった。。。

小向マーケット入り口

 

 

 

小向マーケット突入

なんか別世界の入り口に立った気分。
ここだけ時代が違うよね?

うわぁ~
なんかこの中に入ったら、生きて帰れないかも?
そんな妖しい雰囲気が漂っています。

 

いざ中に入ってみると、こんな感じ。。

小向マーケットに一歩入ると。。。

手作り感満載のキラキラモールから、
作り手の温もりを感じます。

日曜でお店が休みという事もあるのか?
シャッターが閉まり、ガランとしてますね。
まさにシャッター商店街って感じ。

 

構内を歩くとこんな感じ

松月堂パン

マーケットの構造はシンプルで、
中央の通路の両脇に、16もの店が連なるスタイル

 

 

名もなき看板

半透明のトタン屋根とはいえ、
5.60年経つと劣化が激しいですね。

何屋か見当つきません。

何屋?

 

 

 

小窓

 

 

 

亀屋菓子店

看板の文字が、野太い昭和を物語っていますね。

 

 

新花月

新花月っていうネーミングも、昭和らしいです。

 

 

富士園

昔はどこの商店街にも、こうした万国旗が
あったんでしょうか?

今はほとんど見かけませんね。

万国旗は昭和の商店街のシンボルです。

昭和の時代、外国は遠い存在で、憧れの対象でした。
華やかさ、いろいろなモノが手に入る多様性を象徴する
存在として、万国旗が商店街に掲げられたそうです。

 

おばあちゃんと松月堂

おばあさんが杖を突いて歩いています。
近くに住むおばあさんだろうか?

もしかして70年くらい住んでいるのかな?
試しに話しかけてみたら、耳が遠くて会話が
難しそうだったので、インタビューは断念。

 

豆腐屋

このお店は現役ぽいですね。
お店の張り紙が貼ってあるし、
他の店に比べて小綺麗です。

営業風景見たかったなぁ~
豆腐屋以外でも2.3店舗は営業してそうです。

 

 

昭和を物語る小物

自転車といい、一斗缶といい、建物だけでなく、
そこに佇む小物もイチイチ昭和です。
世界観が維持されてますね^_^

 

 

チェリー

名前のセンスがザ・昭和www

 

 

出口の看板

一応、避難通路が確保され、
火災報知器もセットされています。

この辺りは時代に合わせて
整備されているんですね。

いかにも日本的です。

 

止まった時計

時計が5:50で止まっている。。。

電池切れか?

はたまた何か災害で止まってしまったのか?

何れにしても、60年以上、上から小向マーケットを
見続けた生き証人である事は間違いない。

 

後ろを振り返ると

後ろを振り返ると、ここは本当に日本か?
と疑ってしまいます。

何か東南アジアやインドの古びた商店街に似ている。

向こうの商店街は人口も多く、大型スーパーも
少ないので、日本の昭和のような活気が
あります。

貼られているポスターも、昭和の雰囲気を
壊さないように、昭和ぽさっを演出しています。

 

トンネルの出口

正面の建物と明らかに別世界。
異空間のトンネルの出口って感じです。

 

 

マーケットを振り返る

あっという間に昭和のレトロトンネルが
終わってしまいました。

平日に来たら、またチョット違った、
昭和な光景が撮れたかもしれない。

残念。。。。

機会があれば、平日に行って、現役の店の人たちや
マーケットに訪れる住人たちにインタビュー
してみたいですね。

でも、年季の入った看板、天井に所狭しと
はためく万国旗、手垢のついたシャッター、
シャッターの前に無造作に置かれたお店の痕跡
を見ると、かつての活気が伝わってきます。

 

マーケットの裏側

マーケットの裏側
トタン屋根の赤サビが、幾多の風雨に
さらされてきた歴史を物語っている。

この木造建築のマーケットは、台風、大雨、地震
といった幾多の災害を乗り越えてきたんでしょうね。

 

 

マーケットの住居

商店の裏に回ると、住居らしき建物があります。
住人らしきおじいさんが、ももひきにサンダル姿で
裏手の住宅の中に入って行きました。

店舗兼住宅として、まだまだ現役である事が
うかがえます。

2Fのベランダは、洗濯物が広々と
干せていいですね。

 

マーケットの住居 近景

 

 

すぐ隣に今時のスーパーがありますが、
おそらくスーパーがない時代は、
この小向マーケットが買い物だけでなく、
地域のコミュニティの役割も担っていたのでしょう
(今でもかろうじて現役)

避難通路表示板の間取り図を見ると、
かつて小向マーケットには、
菓子屋、履物屋、洋品店、青果店、食料品店、
お茶屋、豆腐屋、化粧品店、精肉店など。。

バラエティ豊かなお店が揃っていて、
買い物客同士、商店、ご近所さんが、
お互いの近況報告、情報交換などを通して、
チョットした社交場になっていたと推察出来ます。

静寂に包まれた構内にいると、
当時のイメージが想像出来ます。

おそらく昔はこんな感じのマーケットや
商店街が各町内にあったんでしょうね。

昭和を知らない世代から見たら、
新鮮で異国のような存在ですよね。

 

自分が小さい頃は、かろうじてこういったマーケットが
現役だったので、小さい頃の記憶が美化されて
思い出されます。

自分が子供の頃(30年前)に住んでいた街でも、
二と七のつく日にだけ開催する二七市という
市場があり、すごく賑わっていた記憶があります。

小さい頃、母親に連れられ、
熱々の大判焼きを食べながら、
珍しい特産品や日用品を眺め、
買い物するのが楽しみでした。

一年前(2016年)に久しぶりに行った時も、
それなりに賑わっていましたが、
子供の頃に比べたら、だいぶ人が減りましたね。

地元には大型ショッピングモールのイオンが出来、
ヒト、モノ、カネが一極集中し、古くから
栄えていた街の様子が一変しました。

大型ショッピングモールが出来た事によって、
便利になり、新しい雇用や産業が生まれたと思います。

また、ネットでも買い物が出来て、
欲しいものが家にいながらにして手に入るし、
SNSやネットメディアで世界中の人と繋がる事で、
今までに出会えなかった世界と繋がる事も
出来るようになりました。

便利になり、世界が広がる一方で、地域の繋がりは
ドンドン薄くなってきているように思います。

狭い近所のしがらみよりも、気の合う場所、
気の合う人と繋がる方が楽しいかもしれませんが、
隣近所に住んでいるのに、名前も知らないというのは、
寂し過ぎます。

地域って、好きとか嫌いとか超えた、
もっと深い繋がりだと思うんですよ。

自分の家の隣の大家さんは、普段無口だけど、
時々「焼き芋作り過ぎちゃった」っと、
舌を出しながら、「よかったら食べる?」
なんて声をかけてくれますし、生活していく上で
何かあった時に相談出来る存在です。

 

小向マーケットは、そんな地域の温もりを
思い出させてくれる、「昭和レトロ遺産」
やと思います。

小向マーケットだけでなく、いま全国で、
こうしたマーケットや商店街が、老朽化、高齢化、
生活スタイルの変化、大型店舗の登場で、
存亡の危機にあります。

でも、アイディア、行動力次第で、いくらでも
生き残る方法はあると思います。

例えば、川崎昭和レトロツアーなる企画を作って、
川崎に存在する昭和なスポットを一日巡るツアー
なんかやったら面白いだろうし。。。

「昭和レトロ遺産」としてブランド化し、
若い人で店をやりたい人を積極的に誘致したり。。

また、こうしてブログやSNSなどで
発信、シェアする事で、存在を知る事も出来るし、
メディアに取り上げてもらうのも一つの手です。

若い人が店を継いだり、興味を持つ人が増える
キッカケになるかもしれない。

改修資金が足りなければ、クラウドファウンデングで
協力を呼びかける事だって出来るし。。

生き残る方法は、アイディア次第でいろいろあると
思うので、全国の「昭和レトロ遺産」が、
ひとつでも多く残ってほしいなぁ~と
思います。

 

帰りはあえて川崎駅まで歩いてみました。
近くの多摩川沿いには、近代的なタワーマンションが
ニョキニョキと建っていて、まるで別世界。

一気に平成に帰ってきた気分です。

という事で、今回は、古きよき昭和なレトロ遺産
である小向マーケットを通して、
地域について少し考えてみました。

 

あなたの地域で、後世に残したい場所や
モノはありますか?

もしあれば教えて下さい!

面白そうな場所があれば、
取材に行きたいと思います。

コメント欄は、発信者と読者をつなぐ
公開コミュニティです。

記事を読んで、何か感じるものがあれば、
お気軽にコメントを残していただけると、
嬉しいです^_^

 

P.S
近くにも昭和な市場ぽい建物がありました。
日曜だからシャーターが閉まっているのか?
はたまた全く営業していないのか?
こちらも気になります。

日用品売り場

 

 

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