オンライン登山 権現岳編

権現から見る八ヶ岳@G.W真っ最中
山にも春が訪れ登りやすい時期になりました。

今回のオンライン登山は、4/23.24に登った
八ヶ岳連峰の権現岳(2715m)です。

権現岳はまだ残雪が残っているので、
写真や文章を通して、非日常の雪山を
読者の方と共有出来ればと思います。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で登山行程を再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有する
ドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的

道から見た紅富士

権現岳の登山口に向かう途中、
ルームミラーに富士が写り込んだので、
すかさずパシャリ。

夕方の紅富士も趣がある。

 

19:23 権現岳の登山口 天女山駐車場に到着

ちょうど駐車場が冬季閉鎖から解除されたばかり。
広々とした駐車場に自分の車を含め2台が駐車。

後部座席を倒し、朝まで寝袋で熟睡。

午前2時頃起床。

空を見上げるとガスっている。
でも、上に上がればガスが晴れ、
稜線に出たらきれいな日の出が見えるハズだ!

そんな期待を抱きながら、2:33駐車場を出発。

天の河原

駐車場から10分で天の河原に到着。
名前の通り、展望が開け星がきれいに見える
場所だが、夜でガスっていたので何も見えず。。

ひたすら闇の中を歩く。

 

標高2000m

こちらは下山時に撮った写真だが、
天の河原から1時間ちょっとで
標高2000m地点に到達。

2000mを過ぎるとだんだん傾斜が急になり、
登山ぽくなってきました。

こちらも昼間に撮った写真ですが、
こんな感じの登り。。

急な登り

こういう状態だと、アイゼンの方が
登りやすいですね。

※アイゼンとは。。
雪や氷の上を歩く際に、滑り止めとして
靴底に装置する、とがった爪が付いた登山用具

 

ここが一番辛い

傾斜がきつくなり、だんだんシンドくなって
きた頃、まさに今の心情を代弁してくれる看板が
現れた^^

暗闇の中をひたすら歩くのは、
先の見えないトンネルを歩いているようで
辛いが、こういう看板を見ると、
「これ以上辛くなる事はない!もう少しで
眺望が開けた場所に出られる!」っと
テンション上がります⤴︎

4時を過ぎると、だんだん夜が白み始めてきた。

そして、ふと後ろを振り返ると、ガスが晴れ、
雲海の先にオレンジ色が見えるではないか!

雲海の上からの日の出

「よっしゃー」
さらにテンションが上がる⤴︎

そうこうしているうちに前三ツ頭に着く。

眺望が開けた場所で、南には雲海に浮かぶ富士山が。。

雲海から見る富士

 

西には雲海に浮かぶ南アルプス

雲海の上に立つ白い城

 

そして東に目をやると、
雲海に浮かぶ秩父連山から日の出が現れた。

雲海から見る日の出

こんな時間に山を登る人はいないから、
この最高の眺望を独り占め!

これが早朝登山の醍醐味!

最高の日の出だ!

同じ時間に、一体どれだけの人が
この日の出を見ているのだろうか?

山の稜線から日の出や雲海からの景色を撮る為には、
暗闇の中を地道に歩き続ける必要があるが、
歩き続けた結果、こんな素晴らしい光景を
撮る事が出来ました。

闇があれば必ず光がある!

なんか人生に通じますね。

日の出を満喫したら、さらに上を目指します。

前三ツ頭から三ツ頭へ

前三ツ頭までの登りに比べたら、
ずいぶん緩やかに感じます^^

6:18 三ツ頭に到着!

三ツ頭から見る権現

ここから南八ヶ岳の主要な山々が一望出来る。

左から今回の目的地 権現岳(2715m)、真ん中が
阿弥陀岳(2805m)、そして一番右が
八ヶ岳の主峰 赤岳(2899m)

南八ヶ岳のスターが勢ぞろい!

下は権現岳にフォーカスした写真
険しい山容ですね。

三ツ頭から見た権現岳

 

赤岳にフォーカスした写真
こちらも険しい山容で、どうやって登るの?
ってくらい切り立ってますね。
主峰らしく堂々とした佇まいです。

三ツ頭から見た赤岳

 

さらに動画も撮りました!
富士山、南アルプス、中央アルプス、
南八ヶ岳を180度パノラマで一望出来ます。

権現岳まで行くのがしんどかったら、
この三ツ頭を目的地にした登山でも
十分楽しめます。

権現岳を含めた南八ヶ岳のオールスターを
拝めるのが、三ツ頭の最大の魅力ですからね。

三ツ頭からさらに歩を進めるうちに、
険しい権現岳の山容が眼前に迫ってきました。

権現まであと少し

 

そして、権現岳山頂直下の核心部に到達

権現山頂直下岩陵の下を回り込み、岩の脇から登ります。

トレース(踏み跡)がしっかりあるので、
トレースを踏み外さないようにゆっくり登り、
危険箇所を越えていきます。

山頂直下の危険箇所を抜けると、
祠が待ち構えていました。

権現山頂のお堂

山頂直下の祠から赤岳を望む。

8:37権現岳山頂着

権現山頂

 

権現岳から見る富士

山頂から南を見ると、富士が見える。
日が昇ってくると、雲海が崩れ始めます。

 

権現岳から見る編笠、南アルプス

富士の右を見ると、
編笠山(2524m)と南アルプスが見える。

 

権現東側の急斜面権現岳の東側は、高度感のある急斜面。
落ちたら命はないかもしれません(汗)

 

権現岳から見るギボシ

そして西を見ると、山小屋とギボシ(頂)が
見えます。
左奥が中央アルプス
右奥が北アルプス

せっかくここまで来たので、
ギボシ(頂)まで登りたいと思います。

東ギボシ

 

東ギボシに登る

ギボシの稜線は狭いので、トレースを踏み外したら
急斜面を転がってしまいます。

慎重に一歩一歩歩いていきます。

権現から見る八ヶ岳@

ギボシに続く狭い稜線から北を見ると、
南八ヶ岳の主要な山々が見えます。

左奥には蓼科山(2530m)、左が阿弥陀岳(2805m)
左真ん中の平らな山が硫黄岳(2760m)
右真ん中のギザギザな山が横岳(2829m)
一番右が赤岳(2899m)
手前の山が旭岳(2672m)

三ツ頭から見る南八ヶ岳とは
だいぶ印象が違いますね。

自分的には、この光景が一番心奪われました。

 

権現から見る北アルプすギボシの頂から北アルプスがハッキリ見えます。
せっかく権現岳まで来たら、ギボシも登る事を
オススメします。

権現岳から10分ほどで登れますから。

東ギボシから権現を見る

ギボシから見た権現岳
権現岳の山頂と山小屋もよく見えます。

権現岳を見ながら、ここから見る日の出も
最高だろうなぁ〜と想像が膨らみます。

夏場は権現小屋に泊まり、
朝、稜線から日の出を拝むのもいいですね。

 

下りの道

権現岳山頂とギボシからの眺望を楽しんだ後は、
一気に下山です。

実は登山は下山の方が危ないのです。
特に雪山は滑落に要注意!

登りはアイゼンなしでも行けましたが、
急勾配の下りはアイゼン必須です。

アイゼンのおかげでサクサク降りられました。

登山道の雪

 

積み石

積み上げられた積み石から
南アルプスを望む。

山には、こうして石を積み上げた
ケルンと呼ばれる積み石をよく見かけます。

パワースポットでもよく見かけるし、
ヒマラヤでもよく見かけました。

石を積み上げる理由は、
自然や山を崇める気持ち、慰霊、信仰、目印、
記念、祓い清め、何かのメッセージなど
諸説ありますが、人間の性として積み上げたく
なるんでしょうね。

自分の場合も、石を積み上げてみたくなりますが、
なんか怖くて出来ませんww

何かの弾みで他の人が積み上げた石も倒したら
どうしよう?

バチが当たるのではないか?といらぬ心配を
して出来ないですね(笑)

触らぬ神に祟りなしとでも言うか。。。

石を積み上げたくなる気持ちはよく分かりますが、
客観的に見ると、この積み石は不思議な光景です。

登山七不思議の一つです。

同じように感じる人います?

 

中腹から見る

中腹からの眺望

すっかり雪がなくなり、山も冬から春に
向けて、着実に季節が進んでいます。

笹から見た山

笹

もう少ししたら、八ヶ岳も新緑の季節を迎えます。

同じ山でも季節が違えば全く違う光景に
なるので、春夏秋冬同じ山を楽しめます。

それが山の大きな魅力の一つ

次、権現岳に登るとしたら、
厳冬期の真っ白な時期に登りたいです。

4月、5月は、八ヶ岳もまだまだ残雪が
あるので、冬の装備をして、
楽しんでくださいね!

今回の記事を読んで、山について知りたい事、
今後のオンライン登山に期待する事など、
小さな事でも構わないので、コメントなど
いただけると嬉しいです😊

 

最後にコースタイムを記載しておきます。

残雪期の八ヶ岳(権現岳)に
登る際の参考になれば幸いです。

自分の場合、登山よりも
写真を撮ってる時間の方が長いんじゃないか?
っというくらい登山中に写真を撮っているので、
ちょっと遅めのコースタイムです。

ゆっくり登りたい方には
特に参考になると思います。
(休憩、撮影時間込み)

2:33 天女山駐車場発
↓↓↓↓↓↓
5:16 前三ツ頭
↓↓↓↓↓↓
6:18 三ツ頭
↓↓↓↓↓↓
8:37 権現岳山頂
↓↓↓↓↓↓
9:45 ギボシ
↓↓↓↓↓↓
10:10権現岳山頂下
↓↓↓↓↓↓
10:55 三ツ頭
↓↓↓↓↓↓
11:20 前三ツ頭
↓↓↓↓↓↓
13:01 天女山駐車場着

 

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