オンライン登山 富士山(2017/5/18 富士宮ルート)編

5/18日に、今年1発目の富士山に登ってきました!

昨年5回登った富士山も、飽きずに今年も登り、
11月に登山口への道路が閉鎖されるまで、
毎月登りたいと思います。

昨年は、富士宮ルートと吉田ルートからの登山
でしたが、今年は須走ルート、御殿場ルートも
含めて全ルートから登り、いろんな富士を
読者の皆さんと共有出来ればと思います。

今回は、富士宮ルートです。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で登山行程を再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有する
ドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的

1章 車で富士宮口(2400m)へ

富士山スカイラインを通り、
富士登山の出発地、富士宮口(2400m)へ向かう。

標高が上がるほど、だんだんガスってきました。

5/17日(水)16:37 富士宮口(2400m)に到着。

駐車場には竹内の車を含めて、
2台止まっています。

さすがに平日の閉山期で天気も微妙なので、
少ないですね。

かなりガスってます。

富士宮口の展望台からは何も見えません。。

7月の山開きまでは登山道に雪があり、
急勾配の富士山を登るのは危険なので、
公式には通行止めになっています。

この時期の富士登山は、登山経験が十分にあり、
雪山経験がある者だけが
完全なる自己責任で登ります。

温度計は5度

夕方の時点で5度なので、
出発予定の18日未明には、
もっと下がっているでしょう。

ちなみに100m高度が上がると
0.6度気温は下がります。

標高2400mの登山口で5度という事は、
3776mの富士山頂は、-3.4度

雪山の装備と準備、
そして覚悟が必要です。

富士宮口到着直後、激しい雨が降り出しました。

翌日まで雨が降り続くようであれば、
登山道は雪で、雪面の状態も悪くなるので、
富士登山は中止にせざるをえません。

天気が回復するのを願いながら、
車中で仮眠を取ります。

 

2章 いよいよ登山スタート!

日付が変わった18日未明。雨は上がっていました。

いつも登山の時に天気をチェックをするサイト
てんきとくらすで、富士山の天気を確認すると、
昼までは天気が持ちそうな予報。

まだ暗い未明から出発して、昼までに
下山する計画で、1:38富士宮口をスタート。

厳重に封鎖されたゲートの脇から侵入し、
入山します。

 

いきなり雪が現れました。

昨年の同じ時期にも富士宮口から登ったんですが、
登山口の5合目には雪はなかったです。

今年は昨年より雪が多そうです。

 

雨は上がっていましたが、
ガスってて、ヘッドライトをつけても
全然前が見えず、まさに五里霧中。

雪もところどころあるので、早めにアイゼンを装着し、
慎重に歩を進めます。

※アイゼンとは。。
雪や氷の上を歩く際に、滑り止めとして
靴底に装置する、とがった爪が付いた登山用具

上に上がれば上がるほど、ガスが濃くなり、
だんだん不安になってきました。。。

8合目あたりから日の出を見るつもりでしたが、
日の出はおろか、登頂すら難しいのではないか?

そんな心境でしたが、ある時フッと開き直り、
「自分の意志はハッキリ持とう!」と思い、
「天気はコントロール出来ないので、
そこに囚われるのはやめて、
どんな状況であれ、登山を楽しもう!」

「天気が悪かったら悪かったで、
ネタになるじゃないか!」

そう考えたら楽しくなってきました^_^

3章 富士登山前半の山場 幻想的な光景が。。。

そして、3:30を過ぎたあたりで、
パッとガスが晴れてきました。

振り返ると、富士宮市内の夜景が。。。

月や夜景を見ながらのナイトハイクは
テンション上がる〜⤴︎

そして夜が白みはじめてきました。

壮大な雲海が。。。
言葉を失う。

そ、そして。。。

4:40過ぎ、富士宮口の8合目から、
幻想的な朝陽が現れる。

快晴の中の朝陽もいいけど、
ガスの合間から見る朝陽は、
いつも以上に荘厳で清らかに見えました。

ガスったおかげで、いつもの朝陽以上に、
幻想的な雰囲気を楽しむ事が出来ました^^

このまま晴れるかな〜?と思ったけど、
今回の富士登山は一筋縄ではいきません。

また天気が悪くなってきました。。

 

なにかご利益を期待して、コインを鳥居に刺すのでしょうか?

竹内もコインを刺してみようと試みましたが、
刺す場所がない。。。

それにしても、さっきまで晴れていたのに、
今はこんなに暗くなってしまいました。

 

九合目の萬年雪山荘
まさに萬年雪に覆われています。

雪面もスゴく固くて、カチンコチン。
ストックやアイゼンをしっかり雪面に刺しこまないと、
滑落してしまいます。

滑落したら、この斜面を転がり落ちてしまいます。
下の方も雪が降っていますね。

途中で雪が降りだしてきました。

「こんな天気じゃ登頂出来たとしても、
何にも見えないんじゃないか?」

そんな不安が頭をよぎりましたが、
「まぁ、成るように成る!」
「ブログのネタになるわ」

と、ここでも開き直り、
とりあえず足元だけ気をつけて、
無心で登りました。

山頂までまだ遠い。。。

雪が舞う中、かすかに山頂の鳥居が見えてきました!

目的地を視覚で確認出来ると、
俄然ファイトが湧いてきます。

雲の上から太陽が差し込んできました〜

 

まるで満月のような太陽。
天気が悪いと、時々幻想的な光景に出くわします。

 

4章 いよいよ山頂へ。。。

山頂の鳥居が近づいてきたら、
またガスが濃くなってきた。

天気が二転三転する。。

山頂からの眺望はお預けか?と思いきや、
また晴れてきました!

 

登頂のタイミングに合わすかのように、
いい感じでガスが晴れてきました!

7:44富士宮口山頂到着。

そして5分後。。。

 

完全に晴れ、雲海の入道雲と、真っ青なスカイブルー、
鳥居が綺麗に見える。。。

富士宮口山頂から、日本最高峰 剣ヶ峰を望む

 

火口に落ちたら二度と這い上がれないだろうな。

完全なる快晴とはいかないが、素晴らしい眺望だ。

富士宮浅間奥社からスカイブルーを望む

富士宮浅間奥社からさらに上にある鳥居。

雪氷がすごいですね。
厳しい環境というのがうかがえます。

そして、富士山自体が山岳信仰の対象というのも
うかがえますね。

 

動画もありますよ!

富士山頂(富士宮口)から剣ヶ峰、火口を360度パノラマで望む。

 

正面から富士宮浅間奥社を望む。

別の角度から、富士宮浅間奥社を望む。

 

山頂の山小屋
ズッポリ雪に覆われています。

夏になると開業するので、
ヒマラヤ登山に向けた高度順応で泊まろうかな。

 

そして、日本最高峰 剣ヶ峰

あと少しだけど、最後の登りがなかなかシンドイ。。

再びガスってきた。。
頂上にうっすらと富士山の気象観測所が見える。

そ、そして。。

最後の心臓破りの坂を越え、
富士山観測所の右に日本最高峰 剣ヶ峰が。。

 

8:25 日本最高峰 富士山剣ヶ峰登頂!

石碑もズッポリ雪に埋まっています。

せっかく日本最高峰 富士山剣ヶ峰に来たので、
ガスが晴れるのを1時間ほど待ったが、
なかなか晴れず。。。

晴天の中での富士山剣ヶ峰の写真は、
次回にお預けという事で、次に登る楽しみを
残しておきます。

 

5章 下山、そして総括

昼から天気が崩れるので、
名残惜しいけど、山頂を後にします。

それでも2時間以上山頂に滞在してましたww

帰りは尻セード(尻ソリ)で降ります。

富士山は急斜面で、須走口以外は、
登山道にほとんど木がないので、
尻をソリ代わりにして、一気に下ります。

尻セードに慣れていないので、途中でバランスを崩し、
クルクルしながら滑ったりもしましたが、
下山の1/3くらいは尻セードで一気に降りました。

おかげで、下りは1時間半で降りられました。

登りは6時間かかりましたから、
1/4の時間で降りられましたね。

下りは気温が上がったせいか、
雪質がだいぶ柔らかくなり、歩きやすかったです。

 

途中で岩肌がむき出しになっていたり、
突然、雪渓がなくなる場所も何カ所かあるので、
富士山で尻セードする時は、要注意ですね。

 

 

岩がパックリ割れています。

富士山は活火山で岩石の山ですから、
岩が落ちて、硬い岩盤にあたり、
割れたんでしょうか。

こういうチョットした事から、
その山の性質や成り立ち、地域に与える影響などが
垣間見れるので、時間があればゆっくり
降りたいですね。

足にも優しいですし。

 

11:34 富士宮口駐車場到着

着替え、帰り支度を終えて、
駐車場から出発するタイミングで、
突然あられがバッバッバッバッーと降ってきて、
その後スコールのような雨が降ってきました。

今回は、天気がめまぐるしく変わる登山でしたが、
日の出のタイミングといい、登頂のタイミングといい、
そして、帰るタイミングといい、
肝心なところで天気に恵まれました。

富士山らしい、変わりやすい天気を堪能出来、
同じ山でもいろんな顔がある事を、
読者の皆さんと共有出来て、面白かったかなっと、
思っています。

そして、この富士登山で一番の収穫は、
目まぐるしく変わる天気を通して、
自分ではコントロール出来ない事に一喜一憂
するよりも、自分がコントロール出来る事
(どんな状況でも建設的に考え、楽しむ事)
に集中しよう!

っという気づきを得た事です。
やっぱり登山は人生に通じる気づきを与えてくれる。。

繰り返しになりますが、この時期の富士登山は、
登山経験が十分にあり、雪山経験がある者だけが
完全なる自己責任で登る山なので、経験の少ない方は、
安全な山で経験を積む事をオススメします。

最後に、富士宮口からのコースタイムを記載

5月、6月の残雪期の富士山(富士宮口)に
登る際の参考になれば幸いです。

自分の場合、登山よりも
写真を撮ってる時間の方が長いんじゃないか?
っというくらい登山中に写真を撮っているので、
ちょっと遅めのコースタイムです。

ゆっくり登りたい方には
特に参考になると思います。
(休憩、撮影時間込み)

1:38 富士宮口駐車場発
↓↓↓↓↓↓
4:30 八合目
↓↓↓↓↓↓
7:44 富士宮口 山頂着
↓↓↓↓↓↓
8:25 剣ヶ峰着
↓↓↓↓↓↓
10:00 富士宮口 山頂発
↓↓↓↓↓↓
11:34 富士宮口駐車場着

登り6時間6分
下り1時間34分

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