写真の編集をしていて思った事
1年ほど前から、投稿用の写真は、
Lightroomという写真編集ソフトを使って
編集しています。
写真家やクリエイターがよく使っている
編集ソフトですね。
それまでは、Macに標準搭載されていた
iPhotoで写真編集していましたが、
Lightroomを使う事で、編集出来る事が
ものすごく広がりました。
でも、出来る事が広がり過ぎて、
どこで区切りをつけたらいいか?
迷う事が多くなり、投稿用の写真を
1枚編集するだけで、1時間かかった事も
ありました。
iPhotoの場合、出来る事に限りがある為、
編集するポイントがシンプルで、
ある意味、楽でした。
でも、Lightroomの場合、
出来る事が無限に広がる為、
自分の中での落とし所が分からなく
なってしまうんですよね。
『ここはもうちょっと鮮やかさを出したい』
『でも、ここまでいくとチョット不自然だなぁ~』
『もうチョット色を抑えよう』
そして、少し時間を置いて見返えしてみると、
見え方が全く変わり、
『色が薄すぎる!もっと濃くしよう』と、
あ~でもないこ~でもないと
編集していくうちに面倒になり、
『ま~これでええわ~』と投げやりな
気持ちで編集を終えてしまいます。
誰もがネットで自己表現が出来る現代は、
写真も文章同様、いやそれ以上に、
『メッセージ』を伝えるツールだと思います。
被写体を切り撮る瞬間っていうのは、
何か心動くものがあってシャッターを
押しているハズ。
それを、もっと臨場感を持って伝えたいから、
編集するんですよね。
でも、編集でいろんな事をしようとし過ぎて、
その心動いた気持ちを忘れてしまったようです。
心動いた気持ちを、みんなと共有する為に
写真を編集する!
原点に帰ったら、
だいぶスッキリしてきました。
文章も同じで、下手に推敲し過ぎると、
本来伝えたかったメッセージの本質を忘れ、
きれいな文章に成り下がってしまいます。
写真も文章も『コレを誰かに伝えたい!』
という最初に抱いた純粋な気持ちを
大事にしていきたい。
写真も文章も正解があるわけではありません!
正解がないからこそ、奥深く極めていける。
その過程が楽しいんですよね。
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