オンライン登山 富士山吉田口ルート(馬返一合目から)前編

 

今年4回目の富士登山は、今年の富士登山の
集大成として、本来の富士登山に還り、
吉田口の一合目から登りました。

晩秋の季節感と富士登山の歴史やロマンを
感じる登山に
なりましたよ^^

今回の富士登山も、写真と共に行程を振り返り、
読者の方と登山体験を共有したいと思います。

行程が長かったので、掲載する写真の枚数は、
過去のオンライン登山富士山編の中で最多!

燃えるような紅葉や富士登山の歴史を
物語る史跡、日の出に染まる富士山麓の様子、
富士山の雄大さを感じる写真などを
収録しました。

富士山に登った事がある人、
まだ登ったことがない人も、写真を通して、
富士山の魅力、自然の魅力を
感じてもらえたら、嬉しいです😃

写真以外にも、馬返し一合目から山頂までの
コースタイムや見所なども解説しているので、
一合目から富士山に登ってみたい方は、
参考にしてもらえればと思います。

ちなみに閉山期の富士山は、非常に厳しい
自然環境なので、
山に慣れていない方は、
開山期(7月〜9月)に
登る事を
オススメします。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を
再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
する
ドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的。

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富士登山の前に、富士吉田市の
北口富士浅間神社にて、

今年最後の富士登山の無事を意宣る。

ちょうど七五三のせいか、親子連れが多く、
境内は賑やかだった。

とても雰囲気があり、趣のある神社なので、
この神社だけでコンテンツが出来そう。。

今度は静かな朝に訪れて、神々しい空気感を
ゆっくり撮りたいと思う。

また写真を撮ったら、「朝の神社シリーズ」
にアップします!

境内からは、吉田口登山道に続く道がある。

昔の富士登山は、今のように一般的な
レジャーではなく、「富士講」と呼ばれる
富士山信仰や山岳信仰の修行の為に登る
ケースがほとんどだった。

吉田口の登山道にも、地域毎の「富士講」の
団体の石碑がいくつか残されている。

昔の富士登山は、北口富士浅間神社で
お参りしてから、馬や徒歩で、登山口の
馬返しまで行き、そこから富士山に登っていた。

ちなみに馬返しの名の由来は、
その名の通り、昔はここまで馬で登る事が出来、
馬が引き返した事から、「馬返し」と
名付けられたそうだ。

現代は馬を車に乗り換え馬返しまで行く。

北口富士浅間神社から続く吉田口の登山道には、
かつての富士登山の歴史を感じさせる史跡や
石碑などが残されている。

 

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こちらが馬返しの入り口
登山シーズン中は、バスも運行されている。

一合目から登る本来の富士登山が見直され始め、
馬返しから登る人が増えているようだ。

また以前の活気が戻れば、富士登山に新たな
バリエーションが増えて、面白くなると思う。

でも11月はシーズンオフなので、
物好きな登山者しかいない(笑)

馬返しの入口から少し歩くと、
石造りの鳥居がある。

ここから先は、「富士山」という「聖域」
入るんだなっと、身が引き締まる。

両側に、狛犬ならぬ「狛猿?」が合掌している。

逸らしがちで自信なさげな目が妙にリアル。 
神社を守る狛猿にしては、チョット心許ない。。 

神妙な顔つきなんだけど、
どこかコミカルに見えてしまう^^

「富士山が一夜にして湧き出たという伝説が
あり
(富士山出現伝説)、その年が
庚申(かのえさる)で
あったことから猿が
神の使いであるとされる」

富士山情報サイト
富士さんぽより引用

鳥居の奥には、
禊所(みそぎじょ)の跡もある。

昔はここで身を清めてから、聖域である
富士山に登ったのだ。

ちょうどタイミングよく鳥居のスキマから
陽が差し込み、厳かな雰囲気で鳥居をくぐる。

深い森の中を少し歩くと社がある。

鈴原天照大神

厳かな雰囲気

社を過ぎ、暖かい日差しを浴びながら、
登山道をゆっくり進む。

登山道には、写真のような浸透桝や
排水溝がある。

これは、雪解け水によって、土の斜面が
洗掘されるのを防ぐために設けられている。

厳しい自然環境と、登山道を守ろうとする
人々のせめぎ合いが垣間見れる。

途絶えかけた馬返しルートが、こうして安全に
歩行出来るのも、整備してくれる人のおかげ
という事を心に留め、登山道をきれいに
利用したいものだ。

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そうこうしてるうちに、
二合目の富士御室浅間神社に到着。

富士御室浅間神社は、富士山最古の神社として
699年に奉斎したと伝えられている。

そんな由緒ある神社なら、是非お参りしたい
ところだが、残念ながら現在は倒壊の危険が
ある
との事で立入禁止。

富士山の厳しい自然環境で、
建物の老朽化が進んだのだろう。

ロープの外から祠を眺め、先に進む。

 

 

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三合目には、かつて「見晴茶屋」が
あったそうだが、
今は廃屋が残るだけ。

見晴らしがいい場所なので、
登山者はここで一服しながら、
風光明媚な景色を眺めたのだろう。

ちょうど自分が三合目に着いた時には
雲がかかってきたので、風光明媚な景色は
眺めず。。残念

その代わり、帰りには素敵な夜景を見る事が
出来たので、またその写真は後で。。

四合五勺には、旧井上小屋の小屋跡が残る。

旧井上小屋の隣には、御座石と呼ばれる
神が依りつくとされる岩がある。

ちなみに、昔の富士山は女人禁制の山で、
戦国時代はここまでしか登れなかったらしい。

御座石は、古い時代における女人禁制の場を
象徴する存在だったようだ。

富士山自体が「神の宿る場所」
崇められてきた
ので、登山道の至るところに
パワースポットが
点在している。

昔は四合目から五合目にかけて、
小屋や茶屋が立ち並んでいたらしい。

かつての盛況感は全くなく、
侘しい廃屋が残るだけ。

時代の流れ、栄枯盛衰を感じる。。

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五合目より上は、富士山の神仏が棲む
神域なので、
昔はこれより上に小屋を
建てる事は許されなかったそうだ。

五合目より上のエリアは、
石山と呼ばれる草木がない荒涼とした世界

五合目より下は、
木山と呼ばれる草木が生い茂る世界

五合目辺りは、この2つの世界の境界にあり、
中宮と呼ばれ、天地の境であった。

登頂出来ない者は、この辺りの拓けた場所から
山頂を拝んだそうだ。

富士登山の歴史を感じながら、
石山エリアに入っていく。。

途中でテントを張る人もいる。
静かな夜を過ごせそうだ。

 

2017年現在、五合目には佐藤小屋、
六合目には里見平☆星観荘が営業。

と言っても、シーズンオフなので閉鎖中
(佐藤小屋は団体の予約があった時だけ冬場も営業)

山小屋が営業していれば、山小屋で宿泊し、
翌朝、山小屋から山頂を目指すのだが、
11月はあいにく山小屋が休業中。

今回は変則的な行程で、六合目の
富士スバルライン口の登山道合流ポイント
まで登ったら、一旦馬返しまで下る。

車中泊して、翌朝スバルライン口の五合目まで
車で移動し、そこからまた歩いて
馬返しルートの
六合目に合流し、
山頂を目指す。

変則的ではあるが、馬返し一合目から
富士山頂まで歩いた事にはなる。

富士スバルライン口の六合目との
合流地点もあと少し!

登山道を進むと白い紙が散乱していた。

紙にはお経が書いてある。

上を見上げると、日蓮上人の銅像が。。

銅像の台座には「立正安国」と書いてある。

立正安国とは。。
国を安んずる(安泰(あんたい)にする)ためには、
まずは正法、つまり正しい仏法を立てることが
必要であるという意味。

日蓮上人の銅像から少し進むと、
白い紙が大量に撒かれた岩の祠の
ようなものがある。

日蓮上人がこの場所で修行を
していたのだろうか?

この辺りから木の生え方が変わってきた。

上に行けばいくほど風が強く、
気候が厳しくなるせいか、木の丈も低くなり、
横に生えている。

一合目から登っていると、
このような生態系の変化も楽しめる。

 

日蓮上人の銅像から少し歩くと、
富士スバルライン口の登山道に合流。

雲がなければ、山頂を見渡す事が出来るが、
あいにくガスって何も見えない。

寒くなり、日が暮れかかけていたので、
引き返す事に。。

帰りに六合目方面を眺めると、
ガスの切れ間から、夕暮れを望む事が出来た。

木々がオレンジに染まっているせいか、
晩秋の雰囲気が漂う。

秋の日はつるべ落としと言われるが、
一気に暗くなり、一転してナイトハイクに。

行き道の三合目見晴茶屋では、
ガスって風光明媚な景色は見られなかったが、
下りではガスが晴れ、富士吉田の夜景が見えた。

明日も晴れそうだ♫

後編では、六合目からの日の出や
富士山らしいダイナミックな光景、
山頂からの様子を、
豊富な写真と共に
共有したいと思います。

お楽しみに!

 

過去のオンライン登山 富士山編

オンライン登山 富士山(2017/5/18富士宮ルート)編

オンライン登山 富士山(2017/6/11須走ルート前編)

オンライン登山 富士山(2017/6/11須走ルート後編)

オンライン登山 富士山(2017/9/2,3御殿場ルート前編)

オンライン登山 富士山(2017/9/2,3御殿場ルート後編)

 

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