オンライン登山 富士山吉田口ルート(馬返一合目から)後編

オンライン登山 富士山吉田口編
(馬返し一合目から)後編は、吉田口六合目~
山頂~富士山スバルライン五合目までの行程を、
読者の方と共有したいと思います!

前編の吉田口六合目までは、晩秋の季節感と、
富士登山の歴史ロマンを感じるノンビリとした
行程でしたが、六合目から上は、富士山の
自然の厳しさ、雄大さを感じる行程です。

コンテンツの後半には、
吉田口(馬返し一合目ルート)からの
コースタイムも記載

今後このルートから登る際の
参考にしてもらえればと思います。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を
再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
するドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的。

6章  六合目から見る朝陽


前日に馬返し一合目~吉田口六合目を往復し、
夜のうちに車で富士山スバルライン入口に移動。

翌朝4:30の開門まで、車内で仮眠を取る。

吉田口六合目からそのまま登ればいいのに、
わざわざ馬返しルートを往復し、
なぜ富士山スバルライン五合目から登るのか?

11月の富士山は閉山期なので、
山小屋は閉まっている。
(団体予約があれば佐藤小屋は開業)

五合目辺りでテント泊する事も出来なくは
ないが、水源はないし、寒いので、馬返し
一合目まで戻り、車中泊し、車で富士山
スバルライン五合目まで移動して登山を
再開したのだ。

変則的ではあるが、馬返し一合目から
吉田口六合目とスバルライン口六合目の
合流点を経て、山頂まで往復した事にはなる。

さて、4:30の富士スバルライン開門に合わせて、
4時過ぎに起床。

空を見上げると、きれいな満月が見える。
今日も天気が良さそうだ!

富士山スバルライン口五合目に行くには、
有料道路スバルラインを通らなくてはいけない。

このスバルラインが昭和39年に開通する前は、
吉田口から登るルートは馬返し一合目から
登るのが一般的だった。

スバルライン開通後は、五合目から登る
富士登山が当たり前になり、馬返し一合目
ルートは廃れていったのだ。

4:30の開門に合わせて、
入口には車が数台停まっていた。

五合目から朝陽を見るのだろうか?
富士登山をする人たちなのか?

どちらにしても、寒い中、こんな時間に
やって来るのだから、物好きな人たちで
ある事には違いない(笑)

スバルライン入口から五合目までは、
車で30分

夜明け前の真っ暗な駐車場に到着

手早く身支度を済ませ、登山を開始。

五合目入口から少し歩いた拓けた場所に行くと、
オレンジ色に染まる空が見えた。

幻想的な光景だ。

五合目から20分ほどで、スバルライン口六合目
と吉田口六合目の合流地点に着く。

三人組の男たちが先に到着していた。
寒さに震える様子が、赤から紫に変わる
空の
コントラストによく映えている。

5分後、麓の山中湖南東から
火の玉が顔を出す。

晩秋から初冬にかけての朝陽は、
穏やかでジンワリとした温もりを感じる。

手袋をしても凍えそうな手が、
少しずつ蘇生してきた。

北西を見ると、雲海の先に八ヶ岳が見える。

7章 七合目、八合目

さて、ここからが富士登山の正念場。
六合目を過ぎると、森林限界を超え、
草木のない荒涼とした山肌になる。

富士山は神が棲む山と、太古の昔から
云われてきたが、五合目から上の草木がない
荒涼とした富士山を見ると、まさに神が棲む
領域に訪れた気分だ。

 

七合目の鳥居

鳥居から富士山麓の紅葉と、
富士吉田の街並みが見える。

下界も秋まっしぐらというのがよく分かる。

11月に入っても雪が少ない。(11/5に登頂)
10月末の台風で雪が吹き飛ばされたようだ。

雪があると富士登山はとても難しくなるけど、
今回は雪がなかったので登りやすかった。

ちなみに、今回の富士登山後にガッツリと
降雪し、
今はきれいに雪化粧している。

海抜一万八百七尺の道標
メートルに直すと、約3275m

この道標を見ると、
ずいぶん上がってきたなっと実感する。

神が棲む富士山には、
こうした社が節目節目の場所にある。

荒々しい荒涼とした山容の中に、
こうした社があると、心がホッと安まる。

登山道にまるで要塞のような壁が作られていた。
風や土砂崩れから登山者を守る為だろうか?

遠くから見ると、優雅に佇んでいるように
見える富士山も、実際に登ると風が強く、
場所によってはボロボロと土砂が崩れている
場所もある。

厳しい自然環境でも、こうして登山道が
整備されているおかげで、富士山に
登らさせてもらっているという事を心に留め、
歩を進める。

八合目から後ろを振り返る。
だいぶ上まで登ってきたのがよく分かる。

同じ方向を見ても、高さが違うと、
見える世界も変わる。

8章 いよいよ山頂へ

九合目の鳥居と山頂の鳥居が見えてきた!
あと少し!

山頂前の最後の難所。
気温が低いせいか、雪はカッチカチ。
慎重に歩を進める。

12:43分  山頂前の鳥居に到着!
狛犬が出迎えてくれた^_^

吉田口山頂にある富士山頂上浅間大社奥宮(久須志神社)
山頂に照りつける陽射しは、強烈な輝きを
放っていた。

雲がない晴天だけど、風がメチャメチャ強い。

神社近くから北西を撮る。
中央奥に雪化粧をした中央アルプスが見える。

山頂から自分が登ってきた道程を振り返る。
写真左奥の樹林帯から登ってきたのだ。

一歩一歩は小さくとも、歩みを重ねると、
こんな所まで来れるんだなっと実感。

 

日本最高峰の剣ヶ峰 を望む。

夏とほとんど変わらない光景だけど、
風がメチャメチャ強いので、お鉢巡りは断念。

9章 下山、夕暮れの絶景

下り九合目付近から河口湖方面を眺める。
下山道がまるで河口湖へと続く滑走路の
ように見える。

そのまま河口湖に飛び立ちたい気分^_^

八合目から望む影富士。

この日は天気が良く、五合目より上は、
ほとんど雲がかかる事がなかったので、
きれいな影富士を望む事が出来た。

影富士と雲海を眺めながらの下山は最高!

 

六合目から五合目は、ほぼ平坦な道が続く。。

六合目と五合目の間の森林地帯を歩いていると、
この写真を境にして、森のにおいが変わった。

生えている木々の種類が変わる事で、
空気感も変わる。

景色だけではなく、こういった空気感を
肌で感じるのも、登山の魅力!

 

ちなみに登山口の入口は、こんな仰々しい
バリケードで封鎖されていた。

閉山期の富士登山は、厳しい環境で
一歩間違えたら事故に
繋がりかねないので、
ある程度の登山経験を積んでから、

無理のない計画で登りましょう。

 

上りで予想以上に時間がかかったせいか、
五合目に着いた時には陽が暮れかかっていた。

夕暮れに染まる八ヶ岳連峰

八ヶ岳のシルエットが美しい。。
まるで、海に浮かぶ孤島のようだ。

 

今回も無事に登山を終えました!
何事もなく、無事に登山を終えられたのが、
なによりの喜び^_^

最後に、馬返し一合目から
富士山に登る時の参考になればと思い、
竹内のコースタイムも載せておきます。
(休憩、撮影時間込み)

富士登山のコースタイムは、
個人差がとても大きいです。

体力や行程を考慮して、
無理のない計画を立てましょう!

開山期(7月~9月)であれば、
五合目あたりで山小屋泊まりがオススメ!

閉山期の馬返し一合目から山頂までの登山は、
山小屋泊まりが出来ずに、行程がハードなって
しまうので、オススメ出来ません。

コースタイム

1日目 コースタイム
(休憩、食事、撮影時間含む)

13:00  馬返し一合目登山道発(1430m)
14:01 二合目 富士御室浅間神社着(1700m)
14:18 三合目 見晴茶屋跡着(1840m)
14:38 四合目 大黒小屋跡着(2010m)
15:22 五合目 道標着(2305m)
16:13 吉田口六合目とスバルライン口
六合目合流点着(2390m)

一合目から六合目まで、3時間13分

 

2日目  コースタイム
(休憩、食事、撮影時間含む)

5:36 富士スバルライン五合目発(2305m)
5:57 富士スバルライン六合目と吉田口六合目の合流地点着(2390m)
8:50 七合目鳥居(2900m)
11:26 八合目(3400m)
12:46 吉田口山頂(3716m)

五合目から山頂まで7時間10分

15:52 富士スバルライン六合目と
吉田口六合目の合流地点着(2390m)

16:36 富士スバルライン五合目着(2305m)

 

今回も最後まで御精読ありがとうございました!

また読者の方とオンラインを通じて、
登山を共有出来ればと思います。

前編はこちら
オンライン登山 富士山吉田口ルート(馬返一合目から)前編

過去のオンライン登山 富士山編
オンライン登山 富士山(2017/5/18富士宮ルート)編
オンライン登山 富士山(2017/6/11須走ルート前編)
オンライン登山 富士山(2017/6/11須走ルート後編)
オンライン登山 富士山(2017/9/2,3御殿場ルート前編)
オンライン登山 富士山(2017/9/2,3御殿場ルート後編)

 

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