オンライン登山 雲取山編(2017/12/22.23)

雲取山とは、東京で一番高い山であり、
標高が2017mという事で、2017年と掛け合わせ、
雲取山yearとして注目された山です。

2010年に登山を始めた時に、初めて自分の意思で
登った山が雲取山。以来10回以上登っています。

2017年の登り納めは、そんな馴染みある
雲取山に登ろう!っという事で、
12/23に登った雲取山登山の写真をまとめました。

今年最後の登山は、今年最高の好天に
恵まれたので、冬晴れの温かみある写真が
メインですが、実は雲取山は、平将門の
悲しい伝説が残る山でもあるのです。

華やかな風景写真と共に、その裏に隠された
平将門伝説も紹介していきたいと思います。

記事の最後には、小袖駐車場から雲取山往復の
コースタイムも載せたので、

雲取山登山の参考にしてもらえればと思います。

※歩くよりも写真を撮ってる時間の方が
長いくらいなので、
コースタイムはかなり
遅めです。

ゆっくり登る方、初心者の方には
参考になると思います。

 

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を
再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
する
ドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的。

前夜のうちに雲取山のメインコース鴨沢から
少し上がった所にある、丹波山村営の
小袖駐車場に車を停め、4時まで仮眠を取る。

前夜の22時頃駐車場に着いたのに、
駐車場は結構車が停まっていた。

ちなみに昼間は駐車場に車が収まりきらず、
かなり下の道まで路上駐車があったそうだ。

2017年に2017mの山に登ろうと
考える人は、たくさんいたわけですね。

早めに来てよかった^^

来年になったら、一気に登る人が減るかな?

 

日の出を眺望のいい七ツ石小屋で見る為、
4:30に 小袖駐車場を出発。

小袖駐車場から歩いて5分の所にある
登山道入口には、雲取山yearの看板が。。。

この看板 2018年の元旦に撤去されるのかな?

1年で一番日が短い時期なので、
まだ日の出まで2時間以上ある。

暗い山道を淡々と登る。

思ったより寒くなく、快適に夜道を上がる。

この時間はほとんど撮影しないので、
黙々と登っていたら
2時間で七ツ石小屋に到着!

日の出前の薄く朝焼けした富士が美しい。
今年の富士山は雪が少ないなぁ〜。

七ツ石小屋では、テント泊してた人が
身支度を整えていた。

日の出までの間、撮影場所の設定と、
テント泊してた人としばし雑談。

 

七ツ石小屋到着から15分。
いよいよ日の出が始まる。

6:48 陽が昇り始める。
日本百名山日の出シリーズ「雲取山編」

日本百名山の日の出写真が撮れたら、
写真集にまとめたいな。

10年くらいかかるかな?(笑)

 

日の出を撮影した後、ゆっくり朝食を取り、
のんびり休憩していたら、いつの間にか
8時半になってしまった。

慌てて身支度を整え出発。

午前中の山は空気が澄んで景色が
綺麗なんだけど、昼になると、空気が霞み、
雲も出てくるので、早めに稜線に出ないと
いけないのだ。

林の間から見える太陽。冬の林は葉っぱが
ないせいか、
太陽との距離が近く感じる。

 

七ツ石小屋からすぐの所に、七ツ石神社がある。

現在は廃屋のような雰囲気だが、その昔、
戦いに敗れた平将門の影武者七人衆の
わら人形を作り、
この地に並べたそうだ。

追っ手の武将がその人形を将門と間違え
矢を放ったところ、人形の胸板を見事に射抜いた。

その瞬間、七体の人形が大きな七つの石に
化見してしまったという伝説が残る。。。

七ツ石神社は、この七人の侍たちの霊を
祀っているそうだ。

なかなか興味深い伝説が残る神社だが、
宮司、氏子の高齢化などにより、

今は麓の神社に分祀されているらしい。

そのせいか、社殿は廃屋のような状態に
なっている。

せっかく雲取山yearで看板や山標を
リニューアルするんだったら、

こういう文化的価値があるものの再興にも
取り組めなかったのだろうか?

誰が管理するとか、管轄とか色々あるだろうが、
こういう史跡が寂れていくのは寂しい。。。

七ツ石神社のすぐ上は、七ツ石山山頂(1753m)

七ツ石山山頂から雲取山山頂を望む。
真ん中のピークが雲取山山頂。
左側の石尾根を伝い、山頂を目指す。

まだまだ長い道のりだ。

ちなみにこの石尾根は、雲取山からJR青梅線の
奥多摩駅近くの山域まで続く。。。

山火事になった時、火事が広がるのを防ぐ為、
両脇の木に幅がある。そのおかげで眺望が良く、
空を間近に感じる事が出来るので、
とても晴れやかな気持ちになる。

雲取山に登るなら、午前中にこの石尾根を
登りたい。

七ツ石小屋か石尾根の先にある奥多摩小屋、
もしくは雲取山山頂直下にある雲取山山荘に
泊まれば、
初心者の方や脚力に自信のない方
でも、ゆとりを持ってこの光景が楽しめる。

日の出も綺麗だろうな〜。

晴れた日は、南アルプス、富士山といった
名だたる名峰がハッキリ望める。

冬の澄んだ青空に、白い山容は絵になる。

今年最後の登山は、今年最高の好天に恵まれた。

清々しい石尾根を進むと、奥多摩小屋がある。

奥多摩小屋の前には小さなテーブルもあるので、
いつもこのテーブルで眺望を楽しみながら
休憩を取る。

ここから最後の急登が続く。。。

雲取山の前衛峰である小雲取山を越えると、
避難小屋が見えてきた。

あれが雲取山山頂だ!

「あと少し!頑張れ!」
後ろを歩くグループからそんな声が聞こえる。

 

最後の急登を登り切ると、山梨県側の山頂に到着!

雲取山は東京都の最高峰だが、
山梨、埼玉の県境とも交わっている。

雲取山は、日本百名山の一つであり、
山梨百名山の一つでもある。

東京、山梨どちらにとっても偉大な山だ。

山頂から登ってきた道程を振り返る。

この光景を眺めながらのヤマメシは
格別に美味い!

東京側の山頂!

山標が立派な石碑になっている。

東京都も雲取山yearアピールの為、
金かけてるなぁ〜。

雲取山山標の脇に、さりげなく三角点がある。
よく見ると、明治15年!

こんな昔に三角点が設置されたのか!
今ほど登山装備が充実していない時代。

ここまで測量しながら登るのは大変だっただろう。
日本の近代化の歴史を垣間見た。

雲取山は、かれこれ10回以上登っている。
何回登っても充実感と感動がある。

山頂で雄大な光景を眺めながら、
次回の雲取山登山のプランがひらめいた!

次回の雲取山登山は、
「山頂で日の出と朝焼けに染まる富士を撮る!」

そんなコンセプトで登ろうと思う。

想像しただけでニヤニヤしてしまう^^

さて、雲取山登頂の余韻はこれくらいにして、
そろそろ下山するか。

無事に家に着いてこそ、登山である!

登り以上に足元に気をつけ、
登ってきた道を引き返す。

途中、林の脇に、根ごとゴッソリひっくり
返った樹木があった。

何があったのだろうか?

とてつもない自然の力を見せつけられた。

山を制覇するのではなく、山に登らせて
もらっているんだっという気持ちを忘れずに、
自然と共存していきたい。

 

小雲取山から少し下がった石尾根から
左手の七ツ石山、そして奥多摩の山々を望む。

雄大な光景だ。

自分の足2つで、この雄大な場所に
たどり着けた喜びを感じた瞬間。

10回以上雲取山に登っても、
この感動は色褪せることがない!

昼を過ぎると、途端に影が長くなる。

冬山の日は短い。。

木々の間から水墨画のような山々が見える。

所々残雪もあるが、今年は雪が全然ない。

2013年の大晦日に登った時は、
アイゼン(雪や氷の上を歩く時の滑り止め)が
必要なほどだったのに、年によって
山のコンデションは全然違う。

温かみのある西日に照らされた森と、
夕方が目前に迫っている感のある枝との
コントラストが対照的だ。

 

こちらは、幹と枝の間から射し込む
西陽と木々のコントラスト。

ぼやっとしていると、
あっという間に陽が暮れてしまう。

 

登山道の至る所に、丹波山村が設置した、
平将門敗走の歴史を解説する史跡看板が
立てられている。

戦に敗れた平将門は、追っ手に怯えながら、
七ツ石山を抜け、秩父方面に向かったとされる。

その時の悲しい秘話を解説した史跡看板なのだ。

冬晴れの雲取山は雄大で美しいが、同じ光景でも、
敗軍の将である平将門はどんな気分でこの道を
歩いたのだろうか?

10回以上雲取山に登っているのに、
戦いに敗れた平将門が、この山域を敗走していた
歴史があった事を初めて知った。

そういう歴史を知って山道を歩くと、
同じ道でもまた印象が変わって見える。

 

登山道を下ると、深い森に入っていく。
この森を抜ければ登山口に着く。ある所で、
同じ場所から右(上の写真)と左(下の写真)
を見ると、生えている木が全く違う。

ある所を境にして、生えている木がガラッと
変わるのは、人工的に森が整備されていると
いう事だ。

雲取山をはじめとした奥多摩には、
このような人工林が数多く存在する。

東京都が多摩川の水源地保全の為に森林を
管理し、雨水をかん養したり、土砂流出を
防いだり、水質を浄化して、豊かな水源を
維持しているのだ。

雲取山には、こういった水源林が数多くあり、
都民の水源を支えている。

 

登山口近くの祠。
登山の無事を報告し、登山口に戻る。

15:41長〜い雲取山登山が終わり、
小袖駐車場に到着!

これで2017年の山行が全て終了!
この一年、健康に登山が出来た事に感謝し、
帰途に着く。

家に着くまでが登山なので、
この後も気を引き締めて運転ガンバロー!

2018年の登山は、2018mの烏帽子岳に
登ったり、
「日本百名山 日の出シリーズ」や
海外登山など、
テーマを持った登山を
していきたい
と思います。

今まで以上に読者の方と、オンライン登山を通して、
大自然の魅力を共有していけるようなコンテンツ
作りをしていくので、
引き続きよろしく
お願いします!

 

小袖駐車場から山頂までの往復コースタイム)

小袖駐車場の下にある、鴨沢の登山口から
登ると、
往復で+50分くらいかかります。

休憩、食事、撮影時間、その他もろもろ
全て含むコースタイム
(撮影に恐ろしく時間を割いている為、遅い方向けのコースタイム)

※無雪の場合

4:30 小袖駐車場発
6:31 七ツ石小屋着
8:38 七つ石山山頂着
9:50 奥多摩小屋着
11:04 雲取山山頂着

上り6時間34分

11:50 雲取山山頂発
13:11 ブナ坂着
14:27 堂所着
15:41 小袖駐車場着

下り3時間51分

トータル10時間51分

過去のオンライン登山はこちら

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