オンライン登山 夏の天狗岳(八ヶ岳)編

今回のオンライン登山は、八ヶ岳連峰の天狗岳です。

天狗岳には2016年に登ったんですが、
その時は天候不良で
中山峠で下山。

今年の2月にも、中腹のみどり池まで登りましたが、
ガスってて天狗岳を望む事は出来ませんでした。

今回3度目の正直で、勇ましい天狗岳の双耳峰を
望む事が出来ました!

天狗岳の迫力ある山容はもちろんのこと、
中山峠からの感動的な日の出、稜線から見渡す
壮大な雲海、
残雪がハッキリ見える北アルプス、
雄大な八ヶ岳連峰の尾根、
ホッと心が和む高山植物、清々しい原生林など。。。

夏の天狗岳の多面的な表情を切り撮りました。

写真を通して、天狗岳の魅力、自然の美しさを
共有出来ればと思います。

今回も記事の最後にコースタイムを
記載しました

※歩くよりも写真を撮ってる時間の方が
長いくらいなので、日の出後のコースタイムは
かなり
遅め。

ゆっくり登る方、初心者の方には、
参考になると思います。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
するドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的

 

天狗岳の紹介

天狗岳(2646m)は、八ヶ岳連峰の真ん中辺りに
位置する山で、
東天狗と西天狗の二つの耳の
ような山頂を持った双耳峰。

東西の麓には温泉♨が数多くあり、
緑豊かな樹林帯を抜けると、主稜線上には
鋭角な岩肌がむき出しになった、

荒々しい山容がそびえている。

登り応えがあり、様々な光景を楽しめる天狗岳は、
中級者にオススメな山です。

紫で太くマーカーされているルートが、
今回歩いたルート

ヤマプラの山行計画のページから引用

今回の山行は、天狗岳東麓の登山口から
水々しいこまどり沢沿いを上がり、

シラビソやコメツガなどの緑豊かな原生林を抜け、
中山峠の急登を登り、
ゴツゴツとした岩肌を抜け、
山頂の天狗岳に立つルート

下りは雄大な南八ヶ岳連峰の峰々や硫黄岳の
爆裂火口を眺めながら、
白砂新道の樹林帯を下り、
本沢温泉、みどり池を経由し、こまどり沢を下って

東麓のみどり池登山口に帰ってきます。

 

登山前日に、登山口であるみどり池駐車場に
移動し、
車の中でしばらく仮眠を取る。

いつものごとく、日の出を稜線で見たいが為に、
夜が深まる午前1時に起床。

手早く身支度を整え、1:15に出発。

月が綺麗なので、
今回も天候に恵まれそうだ。

 

暗闇の中を黙々と歩く事2時間。。
3時半を過ぎると、木々の間からでも空が
白み始めるのがハッキリ分かる。

鳥の鳴き声も聞こえ始め、
森が目覚め始める。

中山峠直下から撮影。

眺望が開け、オレンジ色の朝焼けが眩しい。
雲海が紅色に染まる様子が美しい。。

 

中山峠から少し上がった岩場から撮影。
日の出の穏やかな日差しが緑に優しく降り注ぐ。

 

西の空を見ると、夜の名残が残っていた。
東の空は朝で、西の空はまだ夜。
この時間が朝と夜の境目である事を実感する。

 

朝は空気が澄んでいて、
遠くの雲海が綺麗に見える。

こういった光景が見られるのも、
早朝登山の醍醐味。

陽が昇ると、空気が霞み、
雲海も崩れてゆく。。

 

天狗岳の山頂が見えてきた。
右が西天狗山頂。左は天狗ノ鼻と
呼ばれる山頂直下の岩峰。
天狗ノ鼻の奥に東天狗山頂がある。

 

稜線から後ろを振り返ると、
北アルプスが見えた!

7月に入ったのに、まだ雪が残っている。
右側にある槍のような山が槍ヶ岳

 

稜線から東北方向を眺めると、
断崖絶壁の稲子岳が見える。

日差しがまだ穏やかなので、心地よい。

 

 

「朝の森林浴」 
 
朝の陽射しは、優しく穏やか 
チュンチュンと鳴く鳥の鳴き声をBGMにして、 
ゆっくりと森の中を歩く。 
 
ささやかな幸せを感じる瞬間 

山頂直下の岩峰 天狗ノ鼻が眼前に迫ってきた。
写真を横にして見ると、確かに天狗の鼻っぽい。
山頂までもう直ぐ!

 

中山峠〜東天狗の稜線から北を見ると、
小さなスリバチ池がある。

梅雨の直後なので水量は多いが、
季節によって
干上がっている事もあるらしい。

ある意味、幻の池である。

 

7:10東天狗山頂(2640m)着
目の前の山は、天狗岳の双耳峰
である西天狗岳(2646m)

西天狗の方がチョットだけ高い。

山肌の緑、青い空 そして白い雲との
コントラストが絵になる。

 

真ん中左の突き出た山が、八ヶ岳連峰最高峰
である赤岳(2899m)
真ん中右の山が阿弥陀岳(2805m)

 

崩れゆく雲海の奥に北アルプスが佇む。

 

硫黄岳の爆裂火口
爆裂火口の下に硫黄の温泉が湧き出ている。

 

西天狗は東天狗に比べ、
丸みを帯びた山容に見える。

緑と青空が清々しい。。

山頂から見ると、なおさら清々しく感じる。

 

東天狗山頂直下から上を見上げる。

ゴツゴツした岩場の上から突き刺す
陽差しが厳しい。

 

東天狗の山肌
西天狗と東天狗の鞍部から望む。

ここまで壮大な光景を中心に進めてきましたが、
登山中にホッコリ和んだ、高山植物の写真も
お届けしたいと思います。

うつむきかげんに咲く可憐な花たち

山ツツジ

 

Google画像検索で調べてみると、
キンポウゲ科のバターカップという花っぽい。
詳しい方がいたら教えてください!

 

まるで、「俺を見ろ!」と言わんばかりに、
両手を広げて咲くクリン草

 

 

稜線から空と雲海を望む。
まぶしい緑、澄み渡る青、綿菓子のような白い雲。
それぞれのコントラストが清々しい。。

 

 

稜線から見た天狗岳
右が東天狗、左が西天狗。

丸みを帯びた女性的な西天狗に比べ、
東天狗は鋭角的で男性的だ。

 

雲上からの光景を楽しみながら、
一歩一歩慎重に下りていく。

 

白砂新道から本沢温泉を経由し、
森の中に佇むしらびそ小屋へ

緑の中、ゆっくりとお茶を飲む。

ヒグラシに似た虫の鳴き声を
BGMにして
天狗岳を望む。

今年の2月に、みどり池から天狗岳を望んだ時は、
あいにくガスってて何も見えなかったが、
今回はバッチリ見えた!

みどり池から見る天狗岳は、
まるで鷲のように翼を広げ、
羽ばたこうとしているように見える。

 

夏山の魅力は、清々しい緑の中を歩ける事。
里はうだるような暑さだが、山の中は天然の
クーラーが効いていて
身も心も清々しい。

ちなみにこの山域の開発は古く、
明治の初めには温泉山小屋があった。
かつては材木搬出などで、トロッコのレールが
登山道に敷かれていた。

今もその名残りで、登山道のところどころに
枕木とレールの軌道が残る。

新緑の中をトロッコで駆け抜けたら、
さぞ気持ちいいだろう。

ノスタルジックな夏の光景が浮かぶ。

この記事を書いた日の最高気温は37度
登山道に沿って流れるこまどり沢の写真を
見返していたら、思わず顔を
突っ込みたくなるww

 

12:01 無事に登山口に到着!

登山後は、みどり池登山口を少し下った
ところににある稲子湯でゆっくり汗を流す。

今回はロングコースで、9時間以上の
山行になったので、気持ち良さも倍増。

登山の中で、温泉に浸かっている時が、
一番幸せを感じる♨

夏山は涼しく、清々しい緑と
水々しい空気が、ホンっトに
気持ちいいので、
暑〜い夏にはオススメです!

今年の夏は山でも行きませんか?

 

天狗岳のコースタイム

今回の登山コースは、
通常1泊2日で登るコースです。

記載のコースタイムは、
1日で歩いたものですが、
2日に分けて考えてもらえれば、
だいぶ楽に歩けると思います。

歩くよりも写真を撮ってる時間の方が
長いくらいなので、遅めのコースタイムですが、
ゆっくり登る方、初心者の方には、
参考になると思います。

休憩、食事、撮影時間すべて込み

3:40 みどり池登山口を出発
4:43 みどり池
5:08 中山峠
6:16 東天狗岳山頂
7:22  西天狗岳山頂
9:00 本沢温泉
10:17 みどり池
12:01 みどり池登山口

トータル 9時間23分

ちなみに一般的なコースタイムは
8時間半くらい。

それでも長いですねぇ〜。

今回のコースは、1泊2日であれば、
ゆっくり落ち着いて登れると思います。

下りに本沢温泉、稲子湯といった、
八ヶ岳を代表する温泉もあるので、
ゆっくり登山の疲れを癒せるでしょう。

登山後の温泉は最高に気持ちいいですよ!

温泉を登山の目的にしたら、
テンション上がりますね^^

以上

ご精読ありがとうございました。

過去のオンライン登山はこちらから

 

 

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