オンライン登山 初秋の鳳凰三山編18/9/22.23

今回のオンライン登山は
南アルプスの鳳凰三山です!!

先日、青木鉱泉から地蔵岳、観音岳、薬師岳を
縦走しました。

9月下旬でまだ紅葉は早いかな〜と思いましたが、
いい感じで色付き始め、秋を感じる登山になりました。

標高が上がるにつれて、夏から秋へと季節が
移り変わっていく様子や
雲海からの日の出、
稜線から見渡す名だたる3000m級の山々など、

鳳凰三山ならではの光景を楽しんでもらえればと
思います。

今回も記事の最後にコースタイムを
記載しています

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
するドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的!

鳳凰三山の紹介

青木鉱泉を起点にして、紫で太くマーカー
されているルートが
今回歩いたルート

上りは、滝の多いドンドコ沢ルートを登り、
下りは薬師岳から深い森の中道ルートで下る。

※画像はヤマプラの山行計画のページから引用

鳳凰三山は、山梨県の南アルプス北東部にある、
地蔵岳・観音岳・薬師岳の三山を総称した山々

日本百名山にも選ばれ、地蔵岳の山頂部は
オベリスク地蔵仏)と呼ばれる巨大な尖塔に
なっており、
鳥のくちばしに見立てられること
から、鳳凰の山名由来になっていると

考えられている。

Wikipediaから一部参照

山頂や尾根は開放感があり、景色が素晴らしい。
一泊二日だと無理なく縦走出来る。

登りは趣がある温泉宿 青木鉱泉前からスタート

青木鉱泉には、有料(1日750円)の駐車場がある。
宿泊者は無料らしい。
受付に申し出てお金を払う仕組み。

ちなみに日帰り入浴は1000円

ゴールもココで、登山後は温泉に浸かり、
くつろいでいる場面をイメージしながら
山行スタート!

 

歩き始めてすぐに、崖の補強工事現場に出くわす。
迂回路を通り、沢沿いを登る。

度重なる崖崩れを抑える為の補強工事だろうか?

こういった工事のおかげで、
山の安全が守られている。

 

山麓はまだ夏の名残があり、緑が眩しい。
最初は傾斜の緩い登山道がしばらく続く。。。

沢のせせらぎ、鳥のさえずり、澄んだ空気
山に入ると、五感を刺激され、
清々しい気分になる。

 

沢沿いの河原には、石を積み上げたケルンが
いくつかあった。

本来ケルンは道標の役割があるが、
石を見ると、人の心理として石を
積み上げて見たくなるのだろうか?

 

苔が生い茂った木に、
落ち葉がいい感じにマッチしている。

 

樹木から舞茸みたいなキノコが生えている。
脳みそみたいでなかなかグロテスクだなぁ〜

このキノコは食べられるのだろうか?
なんか見た目が毒キノコみたい。。。

 

ドンドコ沢ルートの魅力は、
見応えのある迫力凄まじい滝が多いこと

こちらは南精進ノ滝(みなみしょうじんのたき)
かつて修験者の行場があった事から滝の名が
付いたらしい。
2段で落差70mほどある。

高度感が半端なく、水量も多いので豪快!

修験者はこの滝を見て、
何を思ったのだろうか?

南精進ノ滝を過ぎると、いつしか樹相が
広葉樹から針葉樹に変わり、
傾斜もキツくなってきた。

空を見上げると、すっかり秋だ。
雲が龍のようにも見える。

土砂崩れの跡も見える。

ドンドコ沢を登りながら、小川のせせらぎと
五色の滝の動画も撮りました!

動きのあるものは、
やっぱり動画にした方が、
臨場感が伝わる。

小川のゆったりとした川音と、
滝の清涼感を
お楽しみください!

 

 

五色の滝を過ぎると、
傾斜がいくらか緩やかになった。

樹林帯の切れ間から地蔵岳のオベリスク
地蔵仏)と呼ばれる巨大な尖塔が見える。

テンションがメッチャ上がる!!!

宿泊先の山小屋まであと少し!

 

倒壊した樹木が。。
雷でも落ちたのだろうか?

 

陽が暮れる前に、宿泊場所である
鳳凰小屋に到着!三連休という事もあり、
登山者でごった返す。

この日の夕食はカレーライス!
お代わり自由が嬉しい^^

腹を減らした登山者には嬉しい限りだ。

水場もあり、冷たくて美味しい^^

中秋の名月の2日前という事もあり、
月が綺麗だ!

月を眺めていたら、アっという間に
時間が過ぎ、20時半には消灯

翌朝はまだ暗い4時に起き、身支度を整え
4時40分に出発する。

暗い中、沢沿いを歩いていると、
ドンドン道が険しくなり、
傾斜のきつい斜面に迷い込んでしまった(大汗)

どうやら登山道を外れてしまったようだ。

急斜面をトラバース(横切る事)して、
なんとか登山道に戻る。

傾斜が急なので、途中で足を踏み外し、
転げ落ちそうになった。

一歩間違えたら、
大怪我をしていたかもしれない(大汗)

暗い夜道の登山は、周りをよく確認しながら
慎重に進もう!!

 

シラベの樹林帯を抜けると、
花崗岩の白いザレ場に出る。

眺望が開け、雲海が見える。

オレンジ色の火の玉が雲海から
チョコンと顔を覗かせる。

南を向くと、山肌がうっすらと色づき始めた。。
鳳凰三山の最高峰 観音岳(2841m)が見える。

そして、雲海から太陽光線が
眩しく射し始めた。。。

いつもオンライン登山で日の出を見るが、
今回の日の出は、心なしか穏やかに感じた。

ロケーションや天候によって、
同じ日の出でも
全然違う。
シンプルだが大自然は奥が深い。。。

 

白ザレの斜面をさらに進むと、
朝陽に照らされた地蔵岳のオベリスク(尖頭)
大きく見える。

迫力ある堂々とした佇まい

 

地蔵岳の名前の通り、
山頂には子宝を願う地蔵尊が何体もあり、
中には子供の写真も飾ってあった。 
家族がお礼参りで飾ったのだろうか? 

地蔵尊は皆、穏やかな表情で、
優しく薬師岳と富士山を見つめていた。

登山中のちょっと微笑ましい瞬間 

 

地蔵岳のオベリスクは、
ちょっとしたロッククライミング気分で

登る事も出来る。

地蔵岳のオベリスクから北を見ると、
雲海の上に八ヶ岳連峰がそびえ立っていた。

まるで、黒い城壁のようだ。

 

西を見ると、甲斐駒ケ岳が見える。
こちらも堂々とした佇まい

次は甲斐駒ケ岳に登りたいな。

地蔵岳のオベリスクから、
迫力ある薬師岳と富士山を眺める。

贅沢な光景だ。

 

地蔵岳のオベリスクには、祠があった。
祠の真上がオベリスクの頂

頑張れば登れない事もないが、
大変そうなので、頂まで登らずに下る。

 

オベリスクを降りた頃、
太陽がちょうどオベリスクに差し掛かり、

神秘的な光景になる。

 

稜線のアカヌケ沢ノ頭から見た地蔵岳

モン・サン=ミシェルのような
凛として堂々とした佇まい

木々の色使いもいい感じ

東を見ると、雲海の奥に奥秩父の山々が見える。

そして、地蔵岳から1時間15分ほどで
観音岳に到着

 

観音岳から南西を見ると、
白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)が見える。

中央左に見える山が、
日本第二の高峰である北岳(3193m)

北岳の奥に見える山が、右から間ノ岳(3189m)、
西農鳥岳(3051m)農鳥岳(3026m)

いずれの山も、3000mを超える日本を
代表する山である。

南を見ると、薬師岳と富士山が見える。
まだらに色付き始めた紅葉が、
単調な構図に花を添える。

 

鳳凰三山の最終目的地
薬師岳に到着!

歩いてきた道程をしばし振り返る。

まるで、紅葉が油絵のようだ。

薬師岳から左に下り、
中道ルートで青木鉱泉に戻る。

中道ルートは、深い森を下っていくルート

ちなみに、薬師岳から青木鉱泉までの
中道ルートは
水場がないので、薬師岳小屋で
水分を調達して置いた方がいい。

さて、深い森を進むと、
森の中に突如巨大な石が出現!!

こちらの石は御座石と呼ばれる石

上から落ちてきたのだろうか?
御座石の名前に相応しく、神がかった形で
石がある。

 

稜線から麓を見ると、雲海に包まれていたが、
麓に降りてくると、ガスに包まれていた。

暗く深い樹林帯をさらに下ると。。。

紫の花が咲いていた。
ゴールの青木鉱泉まであと少し!!

まるでゴールを
祝福しているかのようにも見える^^

そして、、、ゴールの青木鉱泉に到着!!!
趣のある日本家屋が素敵だ。
障子窓が意匠となった差し鴨井造りの伝統建築

ゆっくり汗を流し、疲れを癒した後は、
日本家屋の風情を楽しみながら、
そばと牛丼を平らげる。

時計も渋い!

現在の建物は昭和25年に建築されたらしい。
この時計もその頃からあるのだろうか?

以前、鳳凰三山に登ったのは
夏真っ盛りの時期で、
花や緑が清々しかった。

初秋の鳳凰三山は、麓は夏の名残が
まだあるが、
高地になるほど
秋の景色に移り変わっていく、

天然のグラデーションが美しかった。

同じ山域でも、季節によって
表情が違うから面白い!

そこが山の魅力でもある。

鳳凰三山縦走コースタイム

青木鉱泉を起点にして、
紫で太くマーカーされているルートが、
今回歩いたルート

※地図はヤマプラの山行計画のページから引用

休憩、食事、撮影時間すべて込み

一日目
11:45 青木鉱泉発
13:37南精進ノ滝
17:16鳳凰小屋着
一日目5時間31分

二日目
4:38鳳凰小屋発
6:01地蔵岳
7:16観音岳
9:10薬師岳
10:25御座石
12:54青木鉱泉着
二日目8時間16分

トータル13時間47分

鳳凰三山を縦走するコースは
かなり長いので、一泊二日で登る事を
オススメします。

二日目は長丁場になるので、
休憩と水分補給をマメにするといいでしょう。

ちなみに、青木鉱泉まで車で行く場合、
途中で少し荒れている道があるので、
注意してください!

運転に慣れてなければ、
バスで行くといいでしょう。

4月末から10月中旬くらいまで、
土日祝、夏休みは、
JR中央本線 韮崎駅から
1日3便くらいあります。

以上

過去のオンライン登山はこちらから

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