オンライン登山 秋の甲斐駒ヶ岳編18/10/7.8

南アルプスを登る度に見える、
白く美しい峻険な山容に憧れを

抱いていた。

その名は甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)

いつか登ろうと思っていたが、
運命のいたずらか?なかなか天気や
スケジュールの都合で
タイミングが合わない。。

先日、やっとタイミングが合って、
甲斐駒に登る事ができました!

雪と見間違えるほど白く美しい山容と、
紅葉がよく映えてましたよ!!

定番の日本百名山日の出シリーズや、
秋色に染まる綺麗な山肌、美しい水辺の光景、
雲海の上に突き出た天空の山脈など

秋真っ只中の甲斐駒を
共有出来ればと思います。

今回も記事の最後にコースタイムを
記載しています。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
するドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的!

甲斐駒ヶ岳を簡単に紹介

甲斐駒ヶ岳は、南アルプス北部に位置する
標高2967mの山

峻険な山容で独立峰のような存在感で、
堂々とそびえ立つ
南アルプスでも屈指の名峰

日本百名山、日本百景などに選ばれている。

中央本線から、山麓〜山頂までの
ダイナミックな全容を
見る事が出来る。

峻険な山容が山里からダイナミックに
見える事から
信仰の対象でもあり、
黒戸尾根ルートや山頂付近には、

信仰にまつわる祠が残る。

ちなみに日本で駒ヶ岳は18山あるが、
甲斐駒ヶ岳が最高峰(2967m)

北沢峠を起点にして、紫で太くマーカー
されているルートが
今回歩いたルート

※地図はヤマプラの山行計画のページから引用

上り 北沢峠→仙水小屋→仙水峠→駒津峰→
摩利支天→甲斐駒ヶ岳山頂

下り 甲斐駒ヶ岳山頂→駒津峰→双児山→北沢峠

麓の芦安温泉駐車場(無料)に車を止め、
乗合タクシーに乗り換え広河原まで

広河原からバスに乗り換え、
登山口の北沢峠へ

ちなみに北沢峠までは、途中の夜叉神峠で
車両規制をしていて、バス(乗合タクシー)か
徒歩でしかアクセス出来ない。

自家用車からバス(乗合タクシー)に乗り換える
には、芦安温泉から乗車

バスだろうが乗合タクシーだろうが、
どちらにしても途中の広河原で北沢峠行きの
バスに乗り換える。

芦安温泉→広河原
広河原→北沢峠

この辺りの乗り換えは少々メンドクサイ。。。

芦安温泉からは、乗合タクシーの方が
確実に座れ、快適に乗車出来る。

料金も70円しか変わらないし。

上記は山梨県側からの移動方法

長野県側からは、仙流荘でバスに乗り換え
北沢峠を目指します。

13時頃、甲府の自宅を出発し、
15時半頃北沢峠に到着

地図で登山ルートを最終確認し、
身支度を整え、15:34に出発!

北沢峠からしばらく歩くと、
深緑の綺麗な池があった。

吸い込まれそうなくらい水が澄んでいた。。

う、うつくしい。。。

しばらく沢沿いを歩く。

夕暮れが近い森に、
小川がコンコンと流れている。

秋の日はつるべ落とし
あっという間に日が暮れる

そうこうする間に
宿泊予定の仙水小屋に到着!

宿泊客以外にはちょっと排他的な
雰囲気のある小屋だが、
宿泊客が快適に
過ごせるよう、スタッフはいろいろ
気を利かせてくれる。

山小屋は完全予約制で、
ギュウギュウにならないよう
宿泊数を調整してくれるのだ。

決して愛想は良くないが、
スタッフは親切だった。

仙水小屋の水はメチャメチャうまかった!!
深い森が育む水はやっぱりうまい。

紅葉もいい感じ^^

夕食までの短い夕暮れ時を楽しむ。

山小屋の夜は早く、19時半に消灯🛌💤

仙水小屋の朝は早い!

3:30起床で、登山客も含め、
みんなで朝食の準備をし、4時に朝食
身支度を整え、まだ夜明け前の4時55分に出発!

日の出ポイントの仙水峠に向かう途中、
ゴーロと呼ばれる岩がゴロゴロしている
岩塊斜面の谷間から、
空が白み始める様子が見えた

ほどなく仙水峠に到着!

夜明け直後の甲斐駒

雪と見間違えるほど白い花崗岩が
朝陽に照らされ、紅葉によく映える。

秋を感じた瞬間。。

ちなみに、2つあるコブのうち、
右が摩利支天(マリシテン)、
左が甲斐駒山頂

 

6時 雲の上から光の玉が顔を出し始める。

青い世界に白い世界が生まれた瞬間

夜明け時は、時間が経つのが早く感じる。
アっという間に陽が昇ってしまった。

 

陽が昇ると、澄み渡る秋晴れの下、
素晴らしい光景が現れる。

急登でも素晴らしい景色を目にすると、
疲れが吹き飛ぶ。

こちらは駒津峰直下から望む仙丈ヶ岳(3033m)
甲斐駒とは対象的で、女性的でなだらかな
山容から
南アルプスの女王とも呼ばれる。

甲斐駒手前の稜線にある駒津峰(2740m)
に着くと、
見える景色の次元が変わる。

真ん中に見える山が日本第二の高峰
北岳(3193m)

北岳の右に見える平っぺたい山が、
日本第三の高峰 間ノ岳(3190m)

壮大な光景が広がる。。。

東を向くと、先月登った鳳凰三山が見える。
左に見える槍のような尖頭が地蔵岳

まるで、天空に佇む城のようだ。

そして、右奥には日本最高峰の富士山も見える。

 

西を見ると、中央アルプスと右には
御嶽山も見える。

さすが日本の屋根と言われるアルプスだ。
山脈が雲海の上に城壁のように連なる。

 

駒津峰から甲斐駒を間近に望む。
右のコブが摩利支天

男性的で堂々たるピラミッドだ。

 

先月登った鳳凰三山の地蔵岳

山頂のオベリスク(尖頭)がランドマークとなり、
一目で地蔵岳と分かる。

懐が深く、自然が作り出した
日本版モン・サン=ミシェルのようだ!

駒津峰から甲斐駒に進むと、
途中で六方石と呼ばれる巨岩が現れる。

分岐になっていて、
右へ進むと山頂を回りこみ(巻道)、
白砂のザレ場を歩く。

左へ進むと山頂直下の急斜面の岩場を直登する。

山頂へ登頂する前に、
摩利支天に寄りたかったので、
右に進む。

駒津峰から甲斐駒間は、
分岐右側の巻道がオススメ

左側の直登コースは、危険なので、
登山経験をある程度積んでから
登った方が良いです。

 

摩利支天へ向かう途中、ふと後ろを向くと、
六方石(分岐)の奥に中央アルプスが見える。

 

稜線の上から陽射しが差し込む

 

高度が上がると、中央アルプスが
万里の長城のようにも見える。

 

摩利支天に到着!

こちらは明治21年8月に建てられた石碑
右の仏像の劣化具合が歴史を物語る。

これは仏教の守護神である摩利支天を
イメージしたのだろうか?

古来から甲斐駒ヶ岳は信仰の対象となった山で、
信仰や修行の痕跡が色濃く残る。

 

摩利支天からいよいよ山頂へ向かう!

白いザレ場は斜面が急で滑りやすいので、
要注意!

 

甲斐駒周辺は、午前中の早い時間に
ガスが発生し、
見通しが悪くなる山域との話を
聞いていたが、
9時を過ぎると雲海が崩れ、
駒津峰でハッキリと
見えていた仙丈ヶ岳も
雲に覆われ始めてしまった。

 

北を向くと、白いフカフカのベッドの
ような雲海
が。。
青空とのコントラストが美しい。。。

 

摩利支天から40分
甲斐駒に登頂!!

真っ青な空に山頂の祠がよく映える。

ちなみに、かけられているわらじは登れない人が
託したものだとか。。
信仰の山なので、いろいろな人の想いが
わらじに込められているのだろう。

山頂に着くと、ガスが消えていた。

山頂の岩の隙間から下を覗くと、
駒津峰までの直滑降の
ような稜線と、
対象的に包み込むような
優しさでそびえる仙丈ヶ岳が見える。

ヤセ尾根が続く険しい山肌
下りは山頂直下の急斜面の岩場を下る。

三点支持で慎重に下る。

山頂がガスり始めてきた。

途中で変な所に降りてしまったので、
無理やり断崖絶壁をトラバースして、
元の登山道に戻る。

ヒヤヒヤもの^^(汗)

よい子はこんな事をやってはいけません!
ルートを間違えたら、面倒でも素直に戻った
方が、
早いし安全です!

山を歩いていると、自然に視線が下を向き、
視野が狭くなり、ルートを見失いやすくなるので
注意したい。

駒津峰から双児山に下りる途中で
ガスが濃くなり、双児山に着く頃には
完全にガスってしまった。

双児山の山標には日清食品のプレートが。。
山林の保護活動でもしているのだろうか?

 

自然の破壊力

雷でも落ちたのだろうか?
山道を歩いていると、時々こういう光景に
出くわす。

自然にはどうやったって敵わない。。。

 

鬱蒼とした深い森をしばらく下ると、
山小屋っぽいにおいがする。

何年も山を歩いていると、
においや感覚が鋭くなり、
自然の中に居る人の温もりや、
人工的なものを
敏感にキャッチするようになってきた。

まもなく山小屋が見えてきた。

ゴールの北沢峠に到着!!

車がある芦安温泉駐車場に到着後は、
ゆっくり温泉に浸かる♨️

登山後の至福の瞬間^^

芦安温泉はいろんな温泉旅館があるので、
事前に調べておくと、登山の楽しみが増えると
思います^^

今回の北沢峠から甲斐駒のルートは、
距離も短く、いつも以上にゆったりとした行程で
のんびり歩きました。

おかげで秋山の季節感と甲斐駒の迫力を
十分満喫出来ました。

ビギナーの方にもオススメ出来る行程ですね。
ただし、駒津峰から甲斐駒間は、
分岐右側の巻道がオススメ

左側の直登コースは危険なので、
登山経験をある程度積んでから
登った方が良いです。

もし次回、甲斐駒に登る時は、
北沢峠反対側の中央本線側の
黒戸尾根から登ろうかな?

黒戸尾根ルートは、海抜700 – 800 mの人里から
登るので、山頂まで2200mの標高差がある。

かなりハードなコースなので、
登り応えはありそうだ^^

神社で言えば、黒戸尾根は表参道で、
信仰の山らしい光景も多いだろう。

機会があれば、黒戸尾根から登ってみたい。

甲斐駒ヶ岳 コースタイム(北沢峠ルート)

北沢峠を起点にして、紫で太くマーカー
されているルートが
今回歩いたルート

上り 北沢峠→仙水小屋→仙水峠→駒津峰→
摩利支天→甲斐駒ヶ岳山頂

下り 甲斐駒ヶ岳山頂→駒津峰→双児山→北沢峠

※地図はヤマプラの山行計画のページから引用

一日目
15:30 北沢峠 発
16:09仙水小屋着
   39

二日目
4:55仙水峠
7:15駒津峰
9:04摩利支天
9:50甲斐駒ヶ岳山頂
10:49駒津峰
11:49双児山
12:41北沢峠
   7時間46分

トータル8時間25分

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