オンライン登山 初冬の三峰山(妙法ヶ岳)編(18/11/17)

前回の黒岳山行から3週間。。
今回のオンライン登山は、
御岳山と並び、
関東随一の霊山と呼ばれる三峰山(妙法ヶ岳)
です!

夜明け前から三峰山の表参道を登り始め、
朝の三峰神社を参拝し、奥の院の妙法ヶ岳を
登り、
裏参道を下って、最後は三峰登竜渓
というコース

朝の神秘的な霊山の様子も切り撮ったので、
今回は、朝の神社シリーズも兼ねています。

写真を通して、霊山ならではの空気感を
伝えられたらと思います。

今回も記事の最後にコースタイムを
記載しました。

オンライン登山とは。。。
オンライン上で写真を通じて登山行程を再現し、
読者の方と一緒に登山体験を共有
するドキュメンタリー

登山を追体験する事によって、
山に登る人、登らない人(登れない人)も、
大自然の魅力を感じてもらうのが目的

S &Gと書いてある、紅乃屋駐車場を起点にして、
紫で太くマーカーされている道が今回歩いたルート

※地図はヤマプラの山行計画のページから引用

上り 紅乃屋駐車場→表参道→三峯神社→妙法ヶ岳(奥宮)
下り 妙法ヶ岳(奥宮)→三峯神社→裏参道→紅乃屋駐車場

三峰山は、奥秩父山塊にある妙法ヶ岳(1332m)、
白岩山(1921m)、雲取山(2017m)の総称。

三峯神社がある事から修験道の山としても
有名で、
講と呼ばれる多くの信徒や一般参拝客で
賑わっている。

関東屈指のパワースポットとしても有名で、
毎月1日に白い氣守が配布されていたが、
あまりの混雑で中止になってしまった。

今でも昼間は多くの参拝客でごった返すが、
朝一でしかも表参道(山道)を登って
お参りする人は
あまりいないので、
静かに朝の霊山を堪能出来ました^^

朝、まだ暗いうちに甲府の自宅を出発。
5時少し前に表参道入口の紅乃屋駐車場に到着

身支度を整え、5:22表参道入口
紅乃屋駐車場前鳥居を出発

ちなみに紅乃屋は、昭和感満載のレトロな民宿。
日帰り客でも、1日500円の駐車場代を払えば、
車を停められる。

狛犬ならぬ狛狼が、登山者(参拝者)を
出迎える。

その昔、日本武尊が東方征伐の際、
狼が道案内をしたと
伝えられる。

薄光りが赤い橋を照らし、
神々しい雰囲気に。。

ここから先は三峯神社の神域。
いよいよ神域に入るぞ!っと橋を渡ろうとしたら、
後ろからおばあさんの声で、「おはようございます!」
っと声を掛けられる。

パッと後ろを振り返ると、誰もいない!?

え!?まさか幽霊?!っと思ったら、
どうやら紅乃屋の方のようで、
建物の中から声を掛けてくれたみたいだった。

「気をつけてね!」っと優しく声を掛けて頂き、
気を取り直して橋を渡る。

なんか三途の川を渡る気分だ。

橋を渡り、表参道をゆっくり進む。

真っ暗の参道を歩いていると、
ときどき動物の鳴く声が聞こえる。

昔は狼が遠吠えを響かせていたのだろうか?

 

6時を過ぎると夜が白み始めるが、
参道はまだ不気味な雰囲気を醸し出している。

厳かで神威的な雰囲気だ。

この滝で修験者たちが修行をしていたのだろうか?

 

参道を歩き進むと、地蔵と小さな祠がある。

山道で地蔵や小さな祠を見ると、
ホッとする。

登山者(参拝者)を見守る心強い存在だ。

 

朝の澄み切った空気を吸いながら、
清々しい気分で森林浴を楽しむ。

紅葉も終わりを迎え、山は冬に向かって行く。。。

 

そんなこんなで、遥拝殿に到着!

ここから奥宮を拝む事が出来る。
昔は今ほど登山道が整備されてないので、
ここから奥宮を拝んだのだろう。

秩父の山々も見える。  
はるか昔の修験者もこの光景を
眺めたのだろうか?

どんな想いでこの光景を 
眺めたのだろう・・・? 
  
太古のロマンを感じる。。

三峯神社の境内に入る。

境内に入ると、ヒヤッとして、
空気が変わるのを感じた。

朝はまだ人が少ないので、清浄しい。

 

境内を進むと、随身門が現れる。

鶴が印象的だ。

 

 

表参道入口の狛犬(狛狼?)と全然違う。

境内には、狛犬(狛狼?)が数多くあるが、
皆それぞれに個性的だ。

 

ズラッ〜と並ぶ石塔と杉が神域感を助長させる。

 

いよいよ拝殿下へ
鳥居越しに絢爛豪華な拝殿が姿を見せる。

 

神妙な気持ちで鳥居をくぐる。
その時、いい感じに太陽が境内に射し込む。

 

手水舎もイチイチ立派だ。

 

拝殿の下には2本の御神木がある。
鎌倉時代の武将畠山重忠公が奉献した
杉の木で樹齢800年と言われている。

御神木からは、
強い「氣」が発せられているらしい。

多くの人たちが御神木に手を触れ、
氣を頂いていた。

自分も試しに触れてみたが、何も感じない(笑)
まぁ、鈍感だからそんなものだろう。

歴史と自然に敬意を払い、
御神木をソッと後にする。

 

周りを杉に囲まれ、絢爛豪華な拝殿から、
日光東照宮を彷彿とさせる。

こちらは摂末社
色々な神様が祀られている。

初冬の朝の柔らかい陽射しを浴びて、 
神様が一斉に起き出す。 
 
まもなくして熱心な参拝者達が、 
ズラッーと並ぶ社 一つ一つに
深々とお参りを始めた。 
 
清々しい朝の光景 

こちらは祖霊社
こちらも色彩豊かな社殿だ。

 

境内をグルッと周り、遥拝殿下の参道に戻る。

この辺りは特に空気がヒヤッとしていて、
霊気を感じる。

見た目も空気も霊山っぽい。

 

三つ鳥居を抜けると、
俗世界に降りてきたような空気になる。

参道脇にはお茶処や食事処があり、
団子を焼くいい香りがする。

焼き団子の香りにつられ、
人が集まる。

柿や大根も干してあり、田舎の風情を感じる。

 

陽射しが暖かく、穏やかな山行になった。

 

保護色のように森と同化した
奥宮入口の鳥居

再び世俗世界から神の領域へ

 

登山道の鳥居の脇に、小さな積み石が。。

木々の隙間から山並みが垣間見える。

 

そして、最後の鳥居。。
いよいよ聖域へ

 

山頂の奥宮を前にして、最後の難関が!
心臓破りの階段を登り切ると。。

澄み渡る青い空と奥秩父の山々が広がる

登山中で最も爽快感を感じる瞬間

奥秩父、奥多摩の山並みを眺めながら食べる
カップラーメンが美味い!

 

そして、山頂の奥宮(1332m)

 

 

下りで見つけた、平和講の鳥居

「講」は元々、神社や寺に信仰を持つ人たちの
集まりであったが、
この平和講は、
平和を願う人たちによって作られた
講なのだろうか?

 

鬱蒼とした杉並木を抜けると、
再び世俗世界へ

団子のいい香りが鼻腔を刺激する。

参道の下にビジターセンターがあったので、
チョット覗いてみる。

チョット覗くつもりが、
秩父の歴史や生態系を紹介する展示に魅了され、
30分以上見入ってしまった。

そして、再び境内へ

色鮮やかな建築をもう一度撮りたくて、拝殿へ

 

色彩美と自然美の共演を味わい尽くし、
拝殿を後にする。

 

境内を裏参道方面へ抜けると、「お仮屋」と
呼ばれる、
大口真神(お使い神、お犬さま)こと
狼のお宮がある。

お犬さまは、普段、深い山中に身をひそめられて
いるので、
仮のお宮を設置して祀っている。

三峯神社のH.Pによると、今から1900年ほど昔、
第十二代景行天皇の皇子日本武尊が東夷御平定の
帰り道に
山梨県から奥秩父の山々を越えて当山に
登り、
初めて三峯神社を祀られた時、
道案内をつとめたのが
山犬でその忠実さと
勇猛さによって三峯神社の御眷属に

定められたと伝えられている。

お犬さまはその霊力で三峯信仰の中心となり、
山畑を荒らす害獣熊・猪・兎等を追い払い、
家々を守護しては
火防・盗賊除・諸難除の神と
崇められているそうだ。

 

三峯神社をあとにして、
下りは裏参道から下る。

 

紅葉終盤、太陽の輝かしさと木々の影の
コントラストが、
初冬の雰囲気を醸し出している。

 

裏参道は表参道に比べ、落日的な雰囲気

朽ち果てていく社
御堂には、大正時代に掛けられた

昔の村人たちの絵馬が残っていた。

管理する人たちの高齢化で、
維持管理が難しくなったのだろうか?

 

 

こちらは裏参道の東川院の御堂。
まるで夫婦のように仲睦まじく 
寄り添っている仏像 
 
画面の外側には、数体の仏像が転がっている。 
 
元々仏像が数体並んでいたのが、
御堂の老朽化が進み、
木製の仏像も力尽き、
ボロボロになっていたのだ。 

 
このまま朽ち果てていくのは侘しい。。。 
 
絢爛豪華な三峯神社に参拝した後だからこそ、 
特に侘しく感じる。 

 

深くて暗い森を下ると、渓谷に出る。

 

すっかり紅葉も終わり、寒々しい冬の渓谷

 

表参道の入り口に戻ると、狛犬(狛狼)が
凛々しく迎えてくれた。

もうすぐゴール!

すっかり日が傾き始めた15:27
スタートの登竜橋に到着!

帰りは道の駅大滝温泉で、
疲れた身体を癒す。

温泉に浸かりながら、
今回の山行を振り返る。

この瞬間が一番幸せ♨️

冬の朝は空気が澄んでいるので、
霊山の魅力を十二分に堪能出来ると思います。

冬の三峰山はオススメです!

三峰山(妙法ヶ岳)のコースタイム

S &Gと書いてある、紅乃屋駐車場を起点にして、
紫で太くマーカーされている道が今回歩いたルート

※地図はヤマプラの山行計画のページから引用

上り 紅乃屋駐車場→表参道→三峯神社→妙法ヶ岳(奥宮)
下り 妙法ヶ岳(奥宮)→三峯神社→裏参道→紅乃屋駐車場

5:22 紅乃屋駐車場発
7:33三峯神社
10:31妙法ヶ岳(奥宮)着
11:24妙法ヶ岳(奥宮)発
途中ビジターセンターで40分くらい観覧
12:40三峯神社
裏参道を経由
15:27紅乃屋駐車場

トータル10時間5分

以上

過去のオンライン登山はこちら

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